京都 清宗根付館は、現代根付を中心に紹介する日本唯一の美術館として、2026年4月から6月にかけて企画展「根付百科事典」を開催しています。6月はその掉尾を飾る「科学:進化と英知の物語」展として、科学の進歩や人類の英知をテーマにした作品を特集します。
根付は「掌の森羅万象」と称されるほど多種多様な題材を扱います。本展では、科学によって解明された世界と、その境界にある未知への違和感を作品に込めた現代根付を展示。伝統工芸の枠を超え、新しい視点を提供する根付の魅力を発信します。
6月の主要展示作品例 - **「かぐや」 (宍戸 濤雲)**: 月探査衛星「かぐや」が撮影した地球と、竹取物語のかぐや姫を融合。最先端技術と古典を一つの根付に集約しています。 - **「望郷」 (喜山 利歩)**: 最先端技術を好んだ織田信長を題材に、当時の進取の精神を表現。 - **「ファーブルと夏休み」 (北澤 泉水)**: 博物学者ファーブルの幼少期と自然への慈しみを陶製根付で描写。 - **「グーテンベルグの印刷機」 (伊藤 滋女)**: 1445年頃の印刷革命を題材に、歴史の転換点を彫り上げました。 - **「神奈川沖浪裏」 (小野里 三昧)**: 北斎の大波が現代科学(流体力学)で証明された形状であることを捉え、その迫真性を表現した傑作。
京都 清宗根付館について 佐川印刷株式会社のメセナ事業として2007年に開館。京都市指定有形文化財「旧神先家住宅」に、常時約400点の現代根付を展示しています。日本のよき伝統を未来へ繋ぐ拠点として活動しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 原文内の日付:2026年4月から6月(根付百科事典展) / 2026年6月(科学:進化と英知の物語展)
- 製品・サービス:企画展「科学:進化と英知の物語」展