中聯油脂の発がん性油事件が拡大している。衛生福利部長の石崇良氏は、中聯油脂に対して1億6520万元の罰金を科すと発表した。これは台湾史上最高額の罰金記録である。一方で、この問題を最初に検出し通報した南僑油脂も300万元の罰金を科され、世間の批判が高まっている。問題は、「問題を報告した企業を罰しているのではないか」という疑念である。
石崇良部長は、南僑が5月13日に検査結果を把握しながら、6月30日まで通報しなかったとし、重大な遅延があったと指摘。南僑から福壽、泰山を経て中聯に至るまで、すべての関係企業に責任があるとしている。
これに対し、ネット上のエンジニア系メディア『エンジニア看政治』は、南僑は自主検査を行い、誠実に上流に報告した企業だと主張。発がん性油は南僑が製造したものではなく、ルールに従って通報した企業を罰することは、今後すべての企業が自主検査をしなくなり、毒油の存在を報告しなくなると警告している。
同メディアは、「党は問題を解決しているのか、それとも問題を提起した人を解決しているのか」と問いかけた。さらに、衛福部が初期に二級製品の下架措置を取らず、メーカー名を公表しなかったことで、国民が一週間も発がん性油を摂取する事態を招いたと批判。責任は南僑よりもはるかに大きいと指摘している。
また、石崇良氏の発言が「20%未満なら下架不要」と「使用していれば下架」と二転三転したことについても、基準の不明確さを問題視。南僑と比較して、どちらが誠実で良心的だったかを問うている。
『エンジニア看政治』は、衛福部が責任逃れと罰金収入にしか関心がなく、行政院長の卓榮泰氏や大統領の賴清德氏が沈黙していることを強く非難。これは2013年に民進党が批判した「食品安全の防火壁が崩壊し、官僚が人を殺している」と同じ状況だと断じている。同メディアは、同じ基準で見れば、大統領や閣僚も辞任すべきだと主張している。
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- 出典:PR Times
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