民進党の元資深党職員・黄取栄は、中国共産党に吸収され、台湾に潜伏して情報を収集していた。彼は総統府や外交部に浸透し、副総統・頼清徳の行動予定や外交部の機密情報を提供していた。一審では懲役6年だったが、国家安全法違反の組織形成罪で再審され、台湾高等裁判所は9日、懲役10年の判決を下した。また、不正に得た410万7500元の没収も命じられた。

黄取栄はかつて新北市議員・李余典の秘書を務めていた。彼は台湾内で組織を拡大し、元民進党民主学院副所長の邱世元、総統府総統室顧問の呉尚雨、外交部顧問の何仁傑らを工作対象として接触、情報収集活動を行っていた。収集された情報には、副総統時代の頼清徳氏のスケジュールなども含まれていた。

台北地方検察署は2025年初頭に摘発を行い、同年6月に黄取栄らを国家機密保護法違反などで起訴した。その後、台湾高等検察署の検察官・陳舒怡が捜査を引き継ぎ、黄取栄に対して国家安全法違反の『大陸地区で共産主義諜報組織を発展させた罪』について単独で公訴を提起し、懲役12年の求刑を行っていた。

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  • 出典:PR Times
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