数日前、アメリカのトランプ大統領は、湾岸国家カタールから贈られた新しい政府専用機で初めて海外訪問を行った。しかし、7月8日(水)にトルコでのNATO首脳会議から英国へ向かう際、予期せず旧型の「空軍一號」に乗り換えた。その理由は、現時点では明らかになっていない。
トランプ大統領は「トゥルース・ソーシャル」(Truth Social)の投稿で、「過去の思い出を再び味わうため」として、別の飛行機で英国のミルデンハル(Mildenhall)にあるアメリカ空軍基地へ向かうと説明した。一方で、カタールから贈られた新型政府専用機は、アンカラからミルデンハルへ引き続き飛行し、現地に駐留する米軍将兵がその姿を確認できるようにする予定だった。
トランプ氏は、「我々の偉大な軍事英雄たちが、空軍機隊の新たな美しい一員を間近で見られるのは、まさに価値ある短距離飛行だ」と述べた。
水曜日の夜の映像では、ミルデンハル基地でトランプ大統領が再びカタールから贈られた新型「空軍一號」に搭乗し、アメリカへ帰還する様子が確認された。
トルコでの急な機種変更は、さまざまな憶測を呼んだ。ある記者会見で、『ニューヨークポスト』の記者が「イランがアメリカ大統領の安全を脅かす可能性がある」という噂に言及した。トランプ氏は具体的な理由を明かさず、代わりに大統領が直面するリスクについて語り、「イランの暗殺リストでは、私は一位に載っている」と述べた。
CNNは関係者の話として、新型「空軍一號」が国際任務で果たすべき「能力」について懸念が寄せられていると報じた。これは、攻撃を受けた際の防衛措置の有無を指している可能性が高い。『ニューヨーク・タイムズ』は、この異例の措置がアメリカ情報機関からの要請による「安全対策」だと報道した。新型機には、旧型機が備えるいくつかの機能が欠けているという。ただし、同紙は、今回の変更は特定の脅威に基づくものではないと伝えた。
カタールが贈呈したボーイング747型機の価格は、約4億ドルとされている。強い批判にもかかわらず、アメリカ政府は2025年5月にこの贈与を受け入れた。民主党はこれを「露骨な腐敗」と非難した。これに対しトランプ氏は、大統領専用機隊の近代化を進める「費用対効果の高い方法」だと主張し、決定を擁護した。正式運用前に、機体のセキュリティは「大統領級の基準」まで強化されたと説明している。
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- 出典:PR Times
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