米超微の高層がNVIDIA製GPUを密輸していたとの司法調査が進む中、複数の台湾上場企業が関与している。これには中華電信の子会社である是方電訊や、ボードメーカーの青雲國際が含まれる。また、最近AIコンピューティングセンターへの進出を積極的に進めている徳晉科技も関係している。同社の取締役である王凱平氏は、週刊誌によって中国籍の女性『戴菲』と協力してグラフィックスカードを密輸していたと報じられた。しかし、徳晉科技の近年の経営権の変動も注目されている。王凱平氏を代表する大株主『恒盈泰資本』は、昨年、米超微の創業者・梁見後氏の弟である梁見国氏と株式譲渡契約を締結。梁見国氏が徳晉科技の株式30%を取得することで合意した。しかし、昨年9月の取締役会で状況が逆転し、恒盈泰資本はこれに対し裁判所に提訴した。

2024年にchatGPTの登場により、世界的なAI需要が爆発的に拡大した。台湾系の経営陣が率いるサーバー大手・米超微は、台湾メディアから注目を集める企業となった。梁見後氏の弟であり、浩然科技の責任者である梁見国氏は、米超微のサプライヤーとしての立場を活かし、台湾上場企業への出資を拡大。もともと衛星機上ボックス事業が縮小していた徳晉科技も、2024年に米超微が経営権を掌握するとの噂が流れ、株価は一時100元まで上昇した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:NVIDIA GPU / AIコンピューティングサーバー