アメリカに新たな『トランプ化地標』が誕生しました。フロリダ州南部の観光玄関口である「パームビーチ国際空港」(Palm Beach International Airport)は、4月10日に正式に発表し、法的手続きが完了したとして、公式名称を即座に「ドナルド・トランプ大統領国際空港」(The President Donald J. Trump International Airport)に変更しました。
地元メディアによると、この名称変更を早期に実施するため、フロリダ州政府は550万ドル(約1億7600万円)もの地方財政予算を投入。空港ターミナル内外の看板や搭乗ゲートの表示、公式ウェブサイトのロゴまで、夜通しで交換作業が行われました。
名称変更後の新空港に最初に到着した旅客機は、当然ながらトランプ氏関連のものでした。トランプ氏の次男であるエリック・トランプ(Eric Trump)が、家族専用機である黒と赤を基調とした塗装のプライベートボーイング757で、午前5時に空港に到着。事実上の「初便」となりました。
エリック氏はその後、ソーシャルメディアを通じて高らかに自慢しました。「これから毎回搭乗券に父のイニシャル『DJT』が印刷されるのを見るたび、誇りに感じることでしょう!」
この空港の改名を知ったトランプ氏自身も、自身のSNS「Truth Social」で投稿し、独特の「トランプ体」で空港と州政府を称賛しました。「フロリダのパームビーチにとって偉大な一日だ!この改名は住民の投票によって決まった。この場所は今や非常に注目されている。パームビーチの人々の信頼と投票に感謝する!」
この改名の背後には、フロリダ州の現職知事ロン・デサンティス(Ron DeSantis)がいます。彼は今年初めに特別法案に強力に署名し、改名作業を合法化しました。
しかし、地元メディアが現場の複数の旅行客に取材したところ、空港の改名に対して冷ややかな反応を示す人も多くいました。この労力を要し、費用のかかる政策は、国家の重大問題から目をそらさせるための「煙幕」にすぎないと批判する声もありました。一方で、フロリダ州の保守派にとっては、異なる見解を持っているようです。
フロリダ州の空港が看板を変えるのと同時に、テネシー州ダンドリッジ(Dandridge)にある40号州間高速道路(I-40)の橋でも、命名式典が盛大に行われました。アメリカ財務長官スコット・ベセント(Scott Bessent)、連邦上院議員のマーシャ・ブラックバーン(Marsha Blackburn)、ビル・ハガティ(Bill Hagerty)らが出席し、この交通要所の橋を「ドナルド・トランプ橋」(Donald J. Trump Bridge)と正式に命名しました。
ベセント長官は橋の除幕式で、2024年の大統領選でトランプ氏に82%の得票を献じた地元住民に向かって語りました。「現職大統領はアメリカの経済主権のために、歴史的な貢献を果たした。この橋の命名という最高の栄誉に、彼以上にふさわしい人物はいない!」
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