台湾の人気ネット有名人・八炯が2024年15日、ソーシャルメディアプラットフォーム「Threads」上で、中国籍男性が入台許可証を改ざんした事件について新たな投稿を行いました。この投稿では、主管機関である内政部移民署の最新対応が明らかにされています。
事件の発端は、中国・広東省出身で「小K」と名乗る男性が、台湾への入国許可を得た後、その許可証の電子データを改ざんしたことにあります。彼は、公式に発行された「中華民国台湾地区入出境許可證」の画像上で、中華民国の国旗を中国の「五星紅旗」に差し替え、さらに国号を「中国台湾地区」と改変しました。その後、この改ざんされた画像を中国のSNS「小紅書(リトルレッドブック)」に投稿し、公開しました。
この投稿はすぐに台湾のネット有名人・八炯の目に留まり、彼は直ちに主管機関に通報。台湾のネット上では、国家の象徴を無断で改変する行為に対する強い批判が広がりました。八炯は「これは明らかに台湾の主権を侵害する行為だ」と指摘し、当局の対応を求めていました。
八炯が公開した内政部移民署からの返信内容によると、この「小K」名義の中国籍男性は、画像編集ソフトを利用して、許可証に記載された中華民国国旗を五星紅旗に置き換え、さらに法的に定められた国号を「中国台湾地区」という非公式の呼称に変更していたことが確認されました。移民署はこれを「公文書の改ざんに該当する重大な違反」と判断しました。
このため、移民署は発行機関に対して正式に文書を送付し、当該中国籍男性の入出境許可証を「法に基づいて無効とする」よう要請。すでに手続きが完了しており、来台制限措置が発動されました。これにより、彼が予定していた2024年7月12日の来台スケジュールは正式に中止となりました。
八炯は自身の投稿で「自業自得だ」とコメントし、「台湾の法的表記や国家象徴を勝手に変えるなんて、当然の結果だ」と強い姿勢を示しました。この投稿は瞬く間に拡散され、台湾のネットユーザーたちから「大快人心」「やっと移民署が動いた」「小粉紅(中国の愛国主義的若者)たちが削除して泣いてるだろう」といった称賛の声が相次ぎました。
一方で、中国側の一部ユーザーからは「表現の自由」「過剰反応」との批判も出ていますが、台湾社会では「国家主権の尊重」が最優先されるという認識が広く共有されています。今回の対応は、台湾当局が象徴的な行為に対しても厳格な姿勢を貫く意思を示した一例として、今後の類似事案への抑止力となる可能性があります。
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- 出典:PR Times
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