2026年の新北市長選挙情勢が白熱化している。新台湾国策智库が本日(16日)発表した最新の世論調査結果によると、民進党新北市長候補の蘇巧慧氏は40.2%の支持を得ており、国民党候補の李四川氏は40.0%で僅差で追っている。双方の差はわずか0.2ポイントにとどまる。
これに対し、核能流言終結者を主宰する黄士修氏は自身のフェイスブックで投稿し、「緑営の智庫による調査でも、蘇巧慧氏は李四川氏に0.2ポイントしかリードしていない。これは『代誌有点大條』(事態がまずい)だ」と批判した。
新台湾国策智库が発表した「新北市長選情評価」調査では、支持率は蘇巧慧40.2%、李四川40.0%で、差は1ポイント未満。また、19.8%の市民はどちらも支持しないと回答している。クロス集計によると、蘇巧慧氏を支持するのは第四選挙区(三重、蘆洲)、20~39歳、中学校卒業程度の教育レベル、民進党支持層に多い。一方、李四川氏を支持するのは第九選挙区(新店、深坑、石碇、坪林、烏来)、40歳以上、専門学校卒業、国民党または台湾民众党支持層に偏っている。
黄士修氏は、蘇巧慧氏の選挙情勢が芳しくないと指摘。特に、民進党台北市長候補の沈伯洋氏と連動した戦略が致命傷だと分析した。彼は『沈伯洋氏は話題性はあるが、物議を醸しやすい人物。五分埔の地主出身でありながら、台北市民との接点が薄い発言が多い』と批判した。
また、李四川氏と蒋万安氏が掲げる「双北共治」(台北・新北の協力統治)は市民にとって自然な構想であるのに対し、蘇巧慧氏が『新北は他人の細漢ではない』と発言し、沈伯洋氏が『双北共治は上から下へ』や『エコシステム』といった難解な表現を連発したことで、市民の共感を得られていないと指摘した。
黄士修氏はさらに、美麗島電子報の呉子嘉董事長が以前『蘇巧慧氏は沈伯洋氏の小者(細漢)に成り下がった』と批判したことに言及し、『沈伯洋氏が台北市府の殷瑋氏と論戦する一方で、蘇巧慧氏がその代弁者になっている。まるで沈伯洋氏が局長職、蘇巧慧氏が報道官を狙っているようだ』と皮肉った。
調査の資金提供は財団法人凱達格蘭基金會。対象は新北市在住で20歳以上の一般市民。調査方法は市内電話による調査で、中華電信の市内電話番号簿を母体とし、番号末尾2桁をランダムに選定。層別比例無作為抽出法を用いて実施。調査期間は2026年7月12日から14日まで。有効回答数は1080件。95%の信頼水準において、サンプリング誤差は±2.98ポイント。内政部の最新人口統計に基づき、居住地、性別、年齢、学歴で多重反復加重処理が行われた。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:調査