2026年の地方選挙を目前に控え、民眾黨は7月15日、創黨主席・柯文哲に10年間にわたり仕えた元公式発言官の戴于文を、花蓮市長選挙に公認候補として擁立すると発表した。戴于文の主な対戦相手は、国民党所属の現職花蓮市長・魏嘉彥である。彼の兄である魏嘉賢は無党派の花蓮県知事選挙立候補者であり、かつては花蓮市長も務めた人物だ。今回の県知事選では、傅崑萁の支持する吉安郷長・游淑貞や、花蓮県議会議長の張峻と激突しており、三つ巴の戦いとなっている。このことから、傅家と魏家が事実上の敵対関係にあると広く認識されており、国民党花蓮県党部は魏嘉彥の市長選出馬に対して公認を見送り、「報備参選」のみを許可した。この決定に反発した父・魏東河は激怒し、体調を崩して集中治療室(ICU)に搬送されたと報じられている。傅家と魏家の県知事争いが続く中、戴于文の擁立は、國会で傅崑萁と協力関係にある民眾黨が、地方選でも傅勢力と連携して魏家に対抗する布石と解釈される余地があった。しかし、7月15日の記者会見で、民眾黨花蓮県党部の張天民委員長は、傅崑萁との協力について問われると、感情を昂らせ、「私は決して妥協しない。誰かと組むよう強要されるなら、即座に辞職する」と断言した。この発言は、民眾黨内部における戦略の温度差を露呈したものであり、花蓮市長選の行方をさらに不透明にしている。果たして、この選挙で民眾黨はどのような戦略を展開しようとしているのか。柯文哲は、いったい何を狙っているのか。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース