フィリピンが提訴した「南海仲裁案」は、今年の7月12日で判決から10周年を迎えた。今年はアメリカ、フィリピン、日本など14カ国が共同声明を発表し、この裁決が法的拘束力を持つと再確認した。しかし、中国外務省はこれを「違法で無効なゴミ紙一枚」と批判し、関係国に対し、南シナ海問題で騒ぎを起こしたり、平和と安定を損なったりすることをやめるよう強く要請した。

「南海仲裁案」では、太平島を含む南シナ海の諸島がすべて「岩」とされ、専属経済水域(EEZ)を有しないと判断された。このため、我が国の立場は非常に難しいものとなっている。当初、総統府は声明を発表し、中華民国は南シナ海諸島および関連海域について国際法および海洋法上の権利を有していると強調した。また、仲裁廷は審理過程で中華民国を正式に仲裁手続きに招待せず、一度も我が方の意見を聴取しなかったと指摘。太平島に関する判断は我が国の権利を深刻に損なっているとして、「絶対に受け入れない」とし、この仲裁が中華民国に対して法的拘束力を持たないと主張した。

しかし、あるベテラン海洋法学者は、我が国はまだ十分ではないとし、自らの主張をさらに精緻に整備する必要があると述べている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース