民進党は本日(19日)、台北国際会議センターにて全代会を開催した。会議では30名の中央執行委員(中執委)を投票選出し、その後互選により党の権力構造を象徴する10名の中央常務委員(中常委)を選出する。注目されるのは、高雄市長の陳其邁氏と英系の大物である国策顧問・黄承国氏が、全代会開始前に同席して会食し、隣同士で絶え間なく会話を交わしていたことだ。
一般に、中執委候補に登録した民進党籍の高雄市議員・李雨庭氏は陳其邁氏の推薦を受けているとされ、陳氏と英系の大物が会議前に同席して会食したことは、派閥間の連携を示唆しており、大きな憶測を呼んでいる。
民進党は本日午後、台北国際会議センターで全代会を開催。会場の上階には天成世贸国際会館があり、午後の本会議開始前に、各派閥は同会館内の宴会場で昼食会を開催している。たとえば、英系は「2050教育基金会」の名義で4階の雅軒宴会場を貸し切り、同階の反対側では正国会が悦軒宴会場を貸し切った。会場では、正国会のリーダーである外交部長・林佳龍氏が演説を行った。一方、3階では蘇系も宴会場を確保しており、元行政院長の蘇貞昌氏が滞在しているとされる。この間、民進党立法院党団の前総召・柯建銘氏が蘇系の宴会場を訪問し、挨拶を行ったとされている。
今回の民進党中常委選挙は、2028年の選挙戦における候補者指名に影響を及ぼすだけでなく、党主席・頼清德氏の再選に向けた党内の権力基盤が安定しているか否かにも関わる。一般的に、1名の中常委当選には3名の中央執行委員の支持が安定ラインとされる。今回、新潮流派は10名を中執委候補に擁立しており、3名の中常委を獲得できると予想され、さらに他の派閥への支援余力も持つと見られている。一方、英系は6名を中執委候補に擁立しており、現職の中常委・王世堅氏の再選を確保するだけでなく、他の派閥と連携すれば「1席確保、2席目を狙う」可能性がある。そのため、英系と関係の深い李雨庭氏が中執委1席を獲得する可能性が高い陳其邁氏が、英系の大物と会食したことは、特に注目されている。
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- 出典:PR Times
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