強烈な台風「バウィー」が徐々に遠ざかる中、西北太平洋で新たな熱帯システムの発達兆しが見られています。

気象専門のSNSアカウント「台湾台風論壇|天気特急」は、20日に、グアムの南西側の海域で低気圧が徐々に形成されつつあると指摘しました。今後数日間で環流構造がさらに整う可能性があり、海と大気の条件が整えば、今週末にも台風に発達する見込みです。これにより、西北太平洋は再び熱帯システムが活発になる時期に入る可能性があります。

予測される進路は、ルソン島の北側海域に向かう方向

同アカウントは、中長期的な予報モデルによると、このシステムはフィリピン北部へ向かう可能性が高く、ルソン島の北側付近を通過すると分析しています。ただし、現時点では遠洋に位置しており、低気圧の統合状況がまだ安定していません。そのため、今後どこへ向かうのか、どの程度まで発達するのかは、現段階では断定できません。

各国のモデルが継続的に調整中で、進路は変化する可能性あり

「台湾台風論壇」は、各国の数値予報モデルがこのシステムの強度や進路についてまだ意見が分かれており、予報結果が完全に収束していないと説明しています。今後数日間で低気圧の中心が明確になってくれば、シミュレーションの信頼性が高まります。そのため、現時点で示されている進路予測は、新たなデータの追加によって変更される可能性があります。

気象庁は今週後半に熱帯低気圧が形成される可能性を示唆

台湾の中央気象署は、フィリピンの東南方海域で対流雲系が明確に集積していると報告しています。今週後半にかけて発達条件が徐々に整い、熱帯性低気圧に発展する可能性があるとしています。その後、さらに発達する可能性も否定していません。現時点のデータから判断すると、このシステムは西北方向へ移動し、徐々にルソン島周辺の海域に接近すると見られています。

台湾への影響は現時点では不明

この熱帯システムは現時点で台湾からまだ遠いため、中央気象署は、現段階では台湾に直接影響するかどうかは確認できないとしています。今後のシステムの発生位置、発達強度、進行方向を注視することで、台湾周辺の風向きや降雨への影響をさらに評価していく必要があると述べています。

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  • 出典:PR Times
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