海洋委員会海巡署の「巡護七號」は、115年度第1航次の太平洋公海漁業巡護任務を円満に完遂し、60日間の航海を経て、約9,500海里を航行した後、本日(20日)無事に高雄港へ帰港しました。

海洋委員会主委の管碧玲氏は、自ら埠頭へ赴き、帰港を出迎えました。海巡署および漁業署の勤務員たちが長期間にわたり職務に忠実に従事したことに感謝の意を示し、国家の海洋権益の守護と公海における漁業秩序の維持に対する貢献を称えました。

今回の任務では、60日間で約9,500海里を航行し、11隻の我が国の遠洋漁船への臨検を実施しました。漁船の操業状況の確認や公海漁業秩序の維持に加え、遠洋で働く漁民へ政府の関心を伝えることで、海巡が「サービス」と「取締」の両面を兼ね備えた存在であることを示しました。また、違法・無報告・規制なき漁業(IUU Fishing)への対策を実際の行動で実践し、我が国が海洋資源の持続可能性と国際漁業規範の遵守に真剣に取り組んでいることを国内外に発信しました。

海洋委員会は、今年5月以降、台湾周辺海域における「グレーゾーン」での挑発行為が増加していると指摘しています。中国共産党は「偽の取締」を装い、実際には権限の拡大を図る形で周辺海域で特別作戦を展開しており、国際貨物船に対しても無線による検問を実施するなどしており、国際社会の懸念を高めています。こうした状況は、海巡が海域の安全を守る上で極めて重要な役割を担っていることを浮き彫りにしています。

管碧玲主委は、「海巡の皆さんは常に最前線に立ち、グレーゾーンでの挑発やさまざまな取締課題に直面しながら、国家安全と国民の安心を守っています。今や、国民が政府を信頼する上で欠かせない存在です」と述べました。さらに、政府として、海巡の取締制度の改善、装備と勤務環境の強化、そして福利厚生の向上を継続的に推進し、より良い勤務環境を整備することで、海巡の最も堅固な後盾となることを約束しました。

管主委は、今回の巡護任務が端午節と重なったことにも言及しました。勤務員たちは家族との団欒を犠牲にして、太平洋の最前線で波風に耐えながら任務を遂行したことに敬意を表しました。全海巡および漁業署の職員への最高の敬意を表するとともに、その家族たちの理解と支援に感謝の意を伝えました。家族の支えがあってこそ、現場の職員は安心して海を守ることができるのだと強調しました。

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