今年末の県市長選挙が近づく中、港都・高雄の政界の動きが注目されている。年代民調センターは20日、最新の高雄市長選挙に関する世論調査結果を発表した。それによると、民進党候補の賴瑞隆が支持率と当選への期待感という二つの主要指標で、国民党候補の柯志恩を引き離している。

藍と緑の対決でどちらが優勢なのか? 賴瑞隆が二桁差でリード

年代民調センターが公表したデータによると、「今年末の高雄市長選挙で、国民党の柯志恩と民進党の賴瑞隆のどちらに投票する可能性があるか」という質問に対して、賴瑞隆は36.2%の支持を得ており、柯志恩は23.6%にとどまっている。賴瑞隆は12.6ポイントの差をつけてリードしている。

この調査では、投票しないまたは白票を投じる意向の回答者は7.4%32.8%は「わからない」または「まだ決めていない」と回答しており、中立・観測的な有権者が依然として多く存在し、両陣営が獲得を目指す余地があることが示された。

当選への期待感にも明確な差! 高雄市民の支持はどちらに?

支持率だけでなく、有権者の心理的期待値についても調査が行われた。「あなたが誰に投票するかに関わらず、今年末の高雄市長選挙で柯志恩と賴瑞隆のどちらが当選すると考えますか」という問いに対して、賴瑞隆の当選期待度は40.4%、柯志恩は16.2%となり、差は24.4ポイントに広がった。

この項目では、「わからない」または無回答が43.4%に上っており、多くの有権者が選挙情勢の行方を慎重に見守っていることがうかがえる。

政権運営が評価されるか? 陳其邁の支持率が80%を超える

選挙情勢は現職首長の政策実績と密接に関連している。今回の調査では、現職の高雄市長・陳其邁の全体的な政策評価についても調査が行われた。結果、陳其邁は81%もの高い満足度を得ており、不満と答えたのは10.6%8.5%は「わからない」または「意見なし」と回答した。

現職の市政チームが8割以上の市民から肯定的な評価を得ており、この「政績の恩恵」が同党候補の得票にどれだけつながるかが、今後の高雄選挙情勢を占う上で重要なポイントとなるだろう。

本調査は年代民調センターが実施したもので、調査期間は2026年7月16日から18日まで、コンピュータ支援電話インタビュー(CATI)方式で行われた。調査対象は高雄市に住民登録があり、20歳以上の市民。層別無作為抽出法を用い、行政区を層別単位としている。住宅電話番号簿を母集団とし、電話番号データベースを構築。抽出された各電話番号に対して下二桁をランダムに設定することでカバレッジを拡大し、より代表的なサンプルを確保した。収集されたデータは、高雄市20歳以上の母集団における性別、年齢、行政区別の人口構成に応じて統計的に重み付け処理が行われた。95%の信頼水準において、サンプリング誤差は±3.0ポイント以内である。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査