日本気象庁は今(21)日、新制度導入後初の極端な高温記録を正式に観測しました。岐阜県の郡上市八幡地区と多治見市で、午後2時頃に気温が40度を突破しました。この記録は、気象庁が今年4月に導入した「最高気温が40度以上となる日を『酷暑日』とする」という新基準を初めて上回るものとなりました。

極端な高温の原因は、日本列島が夏季の太平洋高気圧とチベット高気圧の二重の影響を受けているためです。二つの高気圧が重なることで、大気中の熱が蓄積され、放出されにくくなる物理現象が起きています。気象情報会社のウェザーマップは、東海地方と関東の内陸部でフェーン現象も加わり、愛知県豊田市では最高気温が41度に達する可能性があると警告しています。このため、当面の間、高温が続く見通しです。

異常な暑さに対応して、日本政府は沖縄から東北地方にかけての全国44地域、42の都道府県に中暑警戒警報を発令しました。これは今年に入って最も広範囲にわたる警報発令です。また、医療現場への影響も顕著です。20日だけで、東京消防庁は162人の熱中症疑いによる救急搬送を確認しました。患者の年齢は8歳の子どもから94歳の高齢者までと幅広く、特に高齢者が多数を占めています。

暑熱指数(WBGT)は、九州から東北にかけて『極度危険』レベルに達しており、命に関わるリスクがあるとされています。気象関係機関は、屋外活動を控え、涼しい場所での生活を心がけるよう強く呼びかけています。この酷暑は24日頃まで続くと予想されており、その後にかけて一時的な緩和が見込まれますが、依然として高温が継続する見込みです。

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  • 出典:PR Times
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