前大統領の蔡英文氏は2024年6月下旬、イタリアを訪問した。まず、米国務長官経験者のヒラリー・クリントン氏が主催する「グローバル女性指導者サミット」(GWLS)に招待され、イタリア北部のコモ湖に位置するベラージオで開催された会議に出席した。このサミットは2026年に開催される予定であり、国際的な女性リーダーたちが集う重要な場となっている。

その後、蔡英文氏はイタリアの首都ローマを「順訪」として訪れ、参議院副議長のジャン・マルコ・チェンティナイオ氏(Gian Marco Centinaio)らの同行のもと、イタリア参議院を視察。複数の与野党国会議員と会談を行った。

2024年5月に大統領を退任して以来、蔡英文氏は2年余りの間に4度にわたり欧州を訪問し、8カ国の欧州諸国を歴訪している。彼女は後継の大統領である頼清徳政権のために、台湾の外交的空間を広げようと、第一線で精力的に活動している。

もはや蔡英文氏は、台湾の「最強の外交官」とも言える存在となり、頻繁に欧州の外交イベントを駆け巡っている。しかし、こうした活動は決して目的なく行われているわけではない。また、行きたい国に自由に訪問しているわけでもない。

実際、蔡英文氏は台湾の外交ネットワークを広げるために各地を移動しているが、ある非常に重要な国だけを意図的に避けているのである。

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  • 出典:PR Times
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