台湾の夏は常に暑く、冷房は家庭にとって欠かせない家電です。多くの人が室内を早く冷やそうと、冷房の温度設定を低くしています。しかし、ある冷房メーカーの実験によると、温度を下げても部屋が涼しくなるスピードは変わらず、風量を「自動」または「強風」に設定したほうが、省電かつ効果的な冷却が可能だとされています。

日本の大手エアコンメーカー・大金空調は、自社の公式サイトで実験を行いました。冷房の設定温度を1度下げた場合と、風量を「強風」にした場合の消費電力を比較したところ、強風にしたほうが体感的により涼しく感じられました。また、強風時の消費電力は約0.52kWhであるのに対し、温度を1度下げた場合は1.13kWhと、ほぼ2倍の電力を消費していました。

その理由は、人間が涼しさを感じる要素には温度だけでなく、気流も大きく関わっているためです。風量を上げることで冷気が部屋に素早く循環し、実際の温度以上に涼しく感じられます。また、冷却速度が上がるため、圧縮機の運転時間が短くなり、結果として省電につながります。

一方で、省電を意識して風量を「弱風」に設定する人もいますが、大金の実験では、弱風では圧縮機が長時間稼働せざるを得ず、トータルの消費電力が強風時よりも高くなることがわかりました。最も効率的な設定は「自動風量」です。冷房を起動直後に強風で素早く冷却し、その後風量を自動で調整することで、弱風のみを使用する場合と比べて約30%の電力消費を削減できるとされています。

出典:大金空調公式サイト 責任編集:李伊晴

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  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:家庭用エアコン / 強風モード