台湾株が2日連続で強気のリバウンドを見せ、国巨と聯電がともに上昇し、市場の買い意欲が回復しつつある。

資深分析師の周代運氏はフェイスブックで複数の投稿を行い、現状はあくまで洗浄の流れにあり、今後も変動が続くと警告した。国巨と聯電についてそれぞれの買い・売りの目安価格を提示し、8月末から中秋節前後にかけて相場の転換点が訪れると予測。また、年末の九合一選挙に向けた選挙相場の到来も期待できると述べた。

国巨:800元が上値抵抗帯。押し目を待て

周代運氏は、国巨が1000元から下落した後、現在の反発は数十円にとどまり、損失の回復には程遠いと指摘。新高値を目指してホールドするのは現実的ではなく、むしろ価格差を利用したトレードが有効だとした。

800元は過去の損切り圧力が集中する抵抗帯であり、短期的にこの水準に達した場合は売り圧力が強まり、変動が避けられないという。しかし、信用取引の洗浄はほぼ完了しており、今後の長期的なポジショニングには好機だと強調した。

「高値を追わず、押し目を待って拾え。国巨の先行きは前向きに見るが、リズムが重要だ」と述べた。

聯電:底打ちしていない超反発。100元割れで安全圏

聯電も半導体ファウンドリセクターに連れて反発したが、周氏は週足チャートを示して、これは下落トレンド中の過剰反発にすぎず、底打ちしていないと分析した。

「底を拾おうと急ぐ必要はない。週足レベルの調整は数週間では終わらない」とし、投資を検討するなら100元を下回る水準での戻りテストを待つべきだと助言した。

市場が「この反発後に再び下落するのか」と疑問を呈する中、周氏は「長期的には下落しない」との見方を示した。AIサーバー需要による受動部品の回復や、成熟プロセスの生産稼働率上昇など、業界の基本面は改善していると指摘。「調整が長ければ長いほど、その後の相場はしっかりしたものになる」と語った。

8月末~中秋節に「変盤」、選挙相場も期待

周代運氏は、新たな上昇局面が訪れるのは「8月末から9月の中秋節前後」と予測。長年のマーケット経験者なら誰もが知る「中秋変盤」の法則に照らして、この時期の重要性を強調した。

さらに、年末の九合一選挙を前に、通常3か月ほど前から選挙相場が動き出すとし、「整理が終了し、選挙相場が本格化すれば、大盤(総合指数)の新高更新は時間の問題だ」と楽観的な見通しを示した。

「今のこの程度の変動は、後から見ればただの波紋にすぎない」と述べた。

投資戦略:短期は速攻、長期は忍耐

短期的なトレーダーには、反発に乗じての「短期売買」を推奨。利益が出たら速やかに利確し、「恋愛取引」は避けるべきだと忠告した。

一方、長期投資家には満倉を急がず、少しずつ下値を拾いながら、中秋節の変盤を待つよう呼びかけた。戦略のリズムは異なり、投資家は自身のスタイルを明確にすべきだと締めくくった。

資料元:周代運氏のフェイスブック投稿

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
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