自動車には高級な装備や価格のほか、車体そのものの安全性も購入検討の重要な要素です。しかし、米国の権威ある消費者情報雑誌『Consumer Reports』が最新発表した「Safety Verdict」自動車ブランド安全総合評価によると、日本発のマツダが北米29ブランド中で見事トップに輝きました。この結果は、トヨタ(TOYOTA)やテスラ(Tesla)の高級電気自動車モデルを上回るだけでなく、長年にわたり安全性で知られるボルボ(Volvo)をも打ち負かすものでした。
今回の「Safety Verdict」では、従来の単一車種に対するテスト方式から脱却し、自動車ブランド全体の安全パフォーマンスを評価する方式に変更されています。評価項目には、車体の衝突保護性能、事故予防能力、運転操作の設計、高速域での自動緊急ブレーキ、死角警報、バック時の横来車警報の標準装備の有無、さらに車載システムが運転中の注意力をどれだけ散漫にさせるかといった要素も含まれています。
最新の評価による上位10ブランドは以下の通りです。マツダが多数の伝統的自動車ブランドを破り、堂々の1位を獲得しました。2位には現代自動車グループの高級ブランドであるGenesis(ジェネシス)、3位はホンダ傘下のAcura(アキュラ)がランクイン。4位から10位までは、フォード傘下のLincoln(リンカーン)、現代(Hyundai)、ホンダ(Honda)、日産(Nissan)、アウディ(Audi)、スバル(Subaru)、起亜(Kia)の順となりました。
自動車安全上位10ブランドランキング。(AI生成画像)
しかし驚くべきことに、伝統的大手自動車メーカーのトヨタ(TOYOTA)や、電気自動車のリーダーであるテスラ(Tesla)はいずれもトップ10入りを逃しました。トヨタは12位、テスラは14位という結果でした。これについて、『Consumer Reports』の自動車テスト上級総監であるJake Fisher(ジェイク・フィッシャー)氏は、一部の伝統的安全ブランドが順位を下げた主な理由として、車内インターフェースの操作性の悪さを挙げています。特にテスラに関しては、多くのモデルで空調や各種制御機能が中央のタッチスクリーンに過度に集中しているため、運転中に操作する際に視線を逸らさざるを得ず、走行中のリスクが高まると指摘しました。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:調査
- 関連組織:マツダ / トヨタ / テスラ
- 製品・サービス:Safety Verdict評価サービス