台湾民众党前主席の柯文哲は京華城事件で一審で17年の懲役を宣告されたが、控訴中で確定判決ではない。一方、政治献金事件に関しては監察院が罰金254万元、没収5579万元の処分を下し、合計5833万元を期限内に納付しなかったため、行政執行署台北分署が強制執行に入った。これにより、柯文哲の銀行口座や年金収入が差押えられ、妻の陳佩琪によると、口座には法的に定められた生活費6000元だけが残されている。

この強制執行は刑事事件そのものではなく、政治献金法違反に対する行政処分の執行である。行政執行署は『行政執行法』に基づき、債務者の預金、給与、年金などを差押えることができるが、最低限の生活を保障するため、6000元は残される。柯文哲の今後の生活と政治活動への影響が注目される。

一方、民進党は第22回中央常務執行委員の改選を終え、新体制が発足した。新しく選出された中常委は2026年の地方選挙や2028年の大統領・立法委員選挙の指名に影響を与える重要な立場にある。しかし、もともと連任を目指していた湧言会の王定宇立委は、投票直前に突然立候補を取り下げ、党内で最大の意外となった。これにより、湧言会は中常委の席を失い、民進党の派閥地図に変化が生じていることが示された。

王定宇は外省第二代で、成功大学在学中に野百合学生運動に参加。その後、民進党の基盤組織で活動を始め、台南県議会議員などを経て2016年に立法委員に当選。国防・外交・两岸関係を主な政策分野としており、「大砲型立委」として知られる。今回の立候補辞退の背景には、黨内での權力闘争や賴清德政権との確執があると見られている。

また、中国四川省の空港グループが7月30日から、長榮航空と中華航空の台北―成都便を天府国際空港から双流国際空港に移管すると発表した。天府空港は国際線のハブとして整備されているのに対し、双流空港は国内線中心の空港であるため、台湾便の移管は「矮化」の懸念を呼んでいる。台湾からの直行便で天府空港に残るのは、中国東方航空の台中―成都便のみとなった。

さらに、蔡英文元総統は2024年5月の退任後、6月にイタリアのベラージオで開かれた『グローバル女性指導者サミット』に出席。ヒラリー・クリントンらと会談し、国際舞台での活動を継続している。その後、ローマの上院を訪問し、複数の議員と意見交換を行った。しかし、これまでの欧州訪問では、ある重要な大国を意図的に避けており、地政学的な配慮がうかがえる。

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  • 出典:PR Times
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