中聯の発がん性油問題が台湾の朝野間の政治的対立に発展している。国民党は25日、凱達格蘭大道で集会を開き、抗議活動を行った。主催者側は参加者数が20万人を超えたと発表したが、実際の推定は3万から5万人の間とされている。これに対して、前立法院議員の林濁水氏は26日、自身のフェイスブックで投稿し、「過去の重大な食品安全事件と比較すれば、今回の問題は相対的に些細なことだ」と指摘。それが政権与党と野党の生死をかけた対立にまで発展していることに驚きを示し、「長年にわたる解決不能な憲政的対立の末、与野党は極端な知的水準の低さを示している」と批判した。

国民党は25日午後、凱道で『私は人間、私は毒台湾に反対する』というテーマの集会を開催。賴清德総統の謝罪と行政院長の卓榮泰氏の辞任を求めた。一方、民進党は、食品安全問題の責任を隠しているのは業者であり、責任を回避しているのは台中市と台北市の地方政府だと反論。台中市の盧秀燕市長と台北市の蔣萬安市長が行政の不備を中央政府に押し付けていると批判。政治的動員によって街頭に人々を呼び寄せ、社会の対立をあおっているのは極めて無責任な選挙戦略だと非難した。

林濁水氏は、過去の重大な食品安全事件と比較して「今回の問題は相対的に些細なことだ」と強調した。例えば、ベンゾピレンの中国の許容基準は台湾の5倍であり、米国や日本では基準を設けておらず、自主管理を求めているだけだと指摘。こうした国々の姿勢から、台湾の反応が過剰である可能性を示唆した。

林氏はさらに、「この程度の問題が政権与党と野党の生死をかけた戦いにまで発展し、国家安保会議の開催や国家安保立法まで持ち出されている」と述べ、「これは長年の解決不能な憲政的対立の結果、与野党が極端な知的水準の低さを示していることを意味している」と断じた。

これに対して、ネットユーザーからは『毎日発がん性油を食べるのは些細なことなのか?』との批判が寄せられた。これに対し、林氏は「米国、日本、韓国はいずれも緩やかに対応しているが、台南や高雄は真剣に検査している。一方で、盧秀燕氏と蔣萬安氏は検査を行っていない。つまり、人々にその油を食べることを奨励しているのは盧氏と蔣氏ではないか。なぜそれを私に責任転嫁するのか? これでも自分の考えに異常がないと思うのか?」と反論した。

また、国民党支持者からは『台湾人が毒油を食べないのは台湾独立に反対する行為だ』との声も上がった。これに対し、林氏は皮肉を込めて、「中国の基準は台湾の5倍も緩い。つまり、中南海(中国)の立法には、統一に反対する米日スパイが関与しているということか」と返した。

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  • 出典:PR Times
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