週刊誌は、民進党籍の元農委会副主委・李退之氏が今年度、複数回中国大陸を訪問して交渉活動を行っていたと報じた。現場には国台办の職員も確認されており、「赤色連結」と呼ばれる国家安全上の懸念が浮上している。李退之氏は商界に対し、自身は陸委会副主委の梁文傑氏と大学時代からの親友であり、陸委会のルートを通じて台湾企業の問題解決を支援できると発言していたという。これに対し、梁文傑氏は両人が大学の同級生であることは認めたが、李退之氏の現在の業務内容については把握していないとし、対中関係や台商に関する相談も一度も受けていないと明言した。 鏡週刊の報道によると、李退之氏は今年、コーヒーの出店関連の展示会参加のため中国を訪問したと説明している。しかし、同行した台湾ビジネス関係者はおらず、賴清德総統や梁文傑副主委の名前を使って問題解決を図ったことも一切ないと否定している。 賴清德氏が2017年に台北で内閣を編成した際、李退之氏は農委会副主委に抜擢された。蔡英文氏と賴清德氏の『英頼の争い』の時期には、賴氏を支える重要な発言人としての役割を果たしていた。 鏡週刊は、李退之氏が持つ3つの「敏感な身分」を指摘している。第一に、民進党の政務官であった過去、第二に、賴清德氏の側近である『頼系』出身であること、第三に、農委会副主委という要職を務めた経歴があること。これらの背景が、国台办の関係者にとって極めて高い関心対象となり、接触や拉致のターゲットになり得ると分析している。 梁文傑副主委は、李退之氏とは大学の同級生であり、ここ数年でたまに会う程度の関係だと説明している。李氏の現在の業務内容については知らないし、対中関係や台湾企業の問題について相談を受けたこともないと強調した。

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  • 出典:PR Times
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