労働部が実施する「雇用安定措置」の申請が最終カウントダウンに入っている。申請受付期限は2026年7月31日までだ。

対象となる労働者は、企業が減給休業(無給休暇)を実施したことで給与が減少している場合、月最大1万1500円の給与差額補助を受けることができる。補助期間は最長で6か月間だ。さらに「減給休業労働者再充電計画」に参加すれば、月最大補助額を1万6300円まで引き上げることができる。

企業の人材確保と労働者の収入減少の緩和を支援するため、労働力開発署は、現在、地方政府の労働主管機関と協力し、企業が減給休業の届出を完了した後は、専門スタッフが申請の支援や相談サービスを提供している。審査および振込のプロセスも迅速化されている。

「雇用安定措置」とは?

「雇用安定措置」とは、労働部が国際情勢や景気の変動に対応して導入した補助制度であり、企業が解雇の代わりに減給休業を導入できるよう支援することを目的としている。これにより、労働者は収入が減少する期間でも政府の補助を受けられ、生活の負担を軽減できる。

月額最大いくらもらえるのか?

対象者には、減給前後の給与差額に基づいて補助が支給される。

補助項目:給与差額補助 ・補助内容:給与差額の70%を補助 ・月額最大補助額:1万1500元 ・最長補助期間:6か月 ・再充電計画との併用時:月最大1万6300円

誰が申請できるのか?

労働者が以下の条件を満たしている必要がある。

・雇用主と減給休業(無給休暇)の実施を協議し、30日以上継続していること ・雇用主が法的に減給休業の届出を完了していること ・労働部が公表する対象産業に属していること ・減給休業開始後30日が経過した翌日から90日以内に申請すること

対象となる産業は?

現在、対象は以下の9つの製造業に限定されている。

・食品および飼料製造業 ・繊維業 ・ゴム製品業 ・プラスチック製品業 ・金属製品業 ・機械設備製造業 ・自動車およびその部品製造業 ・その他の輸送機器および部品製造業 ・電気設備および装置製造業

「再充電計画」との併用も可能

給与差額補助に加えて、対象となる労働者は「減給休業労働者再充電計画」に参加することもできる。

政府が実施する職業訓練コースに参加することで、減給期間中でも専門スキルを向上させることができ、さらに訓練手当を受給できる。合計で月最大1万6300円の補助が受けられる。

成功事例:22名の従業員が補助を受給

労働力開発署北部分署によると、新北市三重区の機械工場が市場需要と受注状況の調整により減給休業を実施したが、従業員を解雇せず、景気変動に共同で対応するための協議を行った。

企業が減給休業の届出を完了した後、北部分署が補助内容や申請手順の説明を積極的に支援し、22名の従業員が申請を提出。給与差額補助の受給に成功した。同時に、従業員には「減給休業労働者再充電計画」のオンラインコースへの参加も手配され、休業期間中に専門能力の向上が図られた。

申請期限は7月31日まで

労働部は、「雇用安定措置」の申請期間が2026年7月31日で終了することを改めて呼びかけている。対象となる企業および労働者は、最後の申請期間を逃さず、早めに手続きを行うべきである。

条件を満たす場合は、減給休業開始後30日が経過した翌日から90日以内に申請を行う必要がある。期限を過ぎると補助の資格を失うため注意が必要だ。

雇用安定措置 ランチボックス(まとめ)

項目:内容 ・申請期限:2026年7月31日まで ・補助対象:減給休業(無給休暇)を30日以上実施し、届出を完了した労働者 ・月額最大補助:1万1500元 ・補助期間:最長6か月 ・再充電計画との併用:月最大1万6300円 ・対象産業:食品、繊維、ゴム、プラスチック、金属、機械、自動車部品、輸送機器部品、電気設備など9つの製造業

責任編集/李伊晴

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