台中市政府は積極的に通用計程車サービスを推進しており、「愛接送予約統合システム」を通じて予約サービスを提供しています。このシステムは交通部運輸研究所のライセンスに基づくもので、2020年9月の試行開始から2024年5月末までに、行動不便者のための輸送サービスを17万7,791回実施し、高い評価を得ています。

台中市交通局によると、利用者は「愛接送」システムを通じて最大14日先までの乗車を予約可能です。さらに、利便性の向上を図るため、2024年8月1日から予約受付時間を毎日午後9時まで延長します。これにより、行動不便者へのより質の高い無障害輸送サービスが提供されます。

交通局長の葉昭甫氏は、通用計程車が車いす使用者専用に設計されており、車いすのまま乗り降りでき、適切な固定装置と訓練を受けた運転手がいることを強調しました。利用者はリハビリバスや介護専用車だけでなく、「愛接送」アプリを通じて通用計程車を予約でき、身分・場所・用途を問わず利用可能です。

「愛接送」アプリはiOSおよびAndroidの各ストアから無料でダウンロード可能で、台中市と提携している車隊が14日以内の時間帯ごとに利用可能な車両を提供します。また、台中市敬老愛心カードの保有者は車載端末でカードをタッチするだけで、1回あたり85元の運賃補助を受けられます。

交通局は、障がい者、高齢者、行動不便者の外出ニーズに応えるため、「愛接送」サービスを交通部運輸研究所および他の六大都市と共同で試行・展開してきました。年間8万回以上のサービスを提供しており、現在台中市には70台以上の通用計程車が登録されています。

葉局長は、台中市がこれまでの試行経験を統合し、特約タクシー制度を導入したことで、運転手の経営効率が向上し、利用者の予約手続きが簡素化されたと説明しました。今後も通用計程車の拡充を通じて、すべての市民が安心して移動できる「障害ゼロのまち」の実現を目指すとしています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース