台股は最近、相次いで大幅に下落しており、融資維持率が危険な水準に達しているとの懸念が広がっている。これに対して、証交所は7月28日に声明を出し、7月27日時点で全市場の信用取引整戸担保維持率は約175%に達しており、現行の最低追証維持率130%を大きく上回っていると強調した。

証交所は、一部メディアが「大盤融資担保維持率143%」と報じたことについて、市場に誤解を与える可能性があると指摘。これは上場・上場外の信用取引を分けて報じたり、整戸(融資+融券)合算ではなく片面のデータのみを引用した結果だと説明した。信用取引の全市場担保維持率は、上場・上場外を含めた整戸ベースで計算されており、175%という水準は依然として法的追証ラインを大きく上回っている。

また、7月27日時点での追証および処分金額は、大盤取引高に占める割合がそれぞれ0.1%未満、0.03%未満と極めて低く、2025年4月の対等関税問題時よりもはるかに小さい。証交所は、今年に入ってからの信用取引の処分金額や処分対象者数も、市場全体の取引規模や投資者数に比べて安全圏内にあると説明している。

さらに、証券会社が投資家の担保品を処分(断頭)する際には、法的緩衝期間が設けられている。担保維持率が130%を下回った場合、証券会社は当日(T日)の取引終了後に投資家に通知。通知が届いた翌日から2営業日以内に追加担保の提供が求められる。この期間内に補填されず、維持率が130%以上に回復しない場合、初めてT+3営業日に担保品の処分が行われる。処分直前でも維持率が130%以上になれば処分は見送られ、166%以上に回復すれば追証の記録も消去される。

7月28日15時30分時点での証券会社による投資家違約申告額は、合計で新台幣3億7000万円余り。ただし、相殺後は純額で約200万円にとどまり、違約投資家も若年層に偏っておらず、異常な集中は見られない。市場全体の決済秩序は安定しているとしている。

証交所は、投資家に対して「根拠のない市場のうわさや過度なパニックに惑わされず、市場の変動に対して冷静に対応し、投資リスクと自身の資産状況を慎重に評価するよう」呼びかけている。

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  • 出典:PR Times
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