新北市長選の戦いがさらに激しさを増す中、国民党の新北市長候補・李四川氏が掲げる「樹林鉄道地下化」の公約に対して、民進党の新北市長候補・蘇巧慧の選挙事務所は28日、強い疑義を呈した。選対本部は、このプロジェクトは樹林操車場の移転や沿線の住宅撤去といった重大な課題を含んでおり、李四川氏が具体的な解決策を示さずに中央との調整に責任を押し付けていると指摘。「公約だけ出して、難しい問題は中央に丸投げする」姿勢だと批判した。

選対本部の发言人・呉思萱氏は、蘇巧慧氏は長年にわたり樹林地区に深く関わっており、関連会議に数十回参加してきたと強調。樹林操車場は約14ヘクタールの広さを持ち、北台湾の鉄道輸送の要であるため、列車の長期運休は不可能だと説明した。また、工事は数百戸の民家撤去を伴うため、十分な補償や代替住宅などの包括的対策が不可欠だと訴えた。

呉氏は、李四川氏がこれまで具体的な対応策を示していないこと、ただ「中央と協議する」と述べているだけであることを問題視。「公約の実行責任を中央政府に転嫁しているのではないか」と疑問を呈した。さらに、李氏が台北市副市長時代に社子島開発などの重要案件で合意に至らなかった経緯に触れ、複雑な課題への対応力に疑問を呈した。

一方、蘇巧慧氏の市政ビジョンは、福祉、雇用、保育、若者起業、産業発展など多方面にわたり、新北市の山と海の資源を連携させ、商店街や古い街並みの活性化を推進するとした。すべての政策は実現可能性を前提としており、実行力のある計画で市民の期待に応えると強調した。

選対本部は、新北市の将来にはスローガンや空虚な公約ではなく、現実的で実行可能な政策が必要だと訴え、候補者に具体的なプランの提示と社会的検証を求めた。

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  • 出典:PR Times
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