イランのイスラム革命衛隊(IRGC)は公式メディアを通じて、宇宙部隊が約旦にあるアズラク空軍基地(Azraq Air Base)に対して複数の弾道ミサイルを発射したと発表した。この攻撃により、駐留する米軍のF-35ステルス戦闘機(ロッキード・マーティンF-35ライトニングII)の格納庫および駐機場が正確に命中し、3機が完全に破壊され、さらに3機が重度の損傷を受けたと主張している。

また、革命衛隊は、この作戦によって「複数の米軍将校および技術整備要員」が死亡したとも発表している。しかし、この戦果については、米軍、約旦政府、あるいは第三者機関による確認が得られておらず、信憑性は疑問視されている。

この声明は、イランのタスニム通信社(Tasnim)および国営通信社(IRNA)を通じて公表されたもので、攻撃の目的は、米軍が30日未明にイランのケシュム島(Qeshm Island)に対して行った地中貫通型爆弾による空爆への報復であると説明している。イラン側は、この空爆によって民間人の家族1組の親子が死亡し、さらに2人の子どもが負傷したと主張している。

2022年4月、米国バーモント州の空軍基地に配備されたF-35戦闘機。(ロイター)

さらに、イランメディアは、ケシュム島以外にも、イラン南部のブシェール州(Bushehr)、ファルス州(Fars)、フーゼスターン州(Khuzestan)など、複数の戦略的地点が米軍の空爆の標的になったと報じている。

テヘラン当局は公式声明の中で、約旦国民に対して呼びかけを行い、今回の軍事行動は「イスラムの土地である約旦」から米軍の占領を排除するためのものだと強調している。また、「最後の米軍占領兵がイスラムの土地から追放されるまで、闘争は続く」と宣言している。

一方、イランのミサイル攻撃に対して、約旦国防省はペトラ通信社(Petra)を通じて、30日未明に自国の防空システムがイランから発射された5発のミサイルを検知し、すべて迎撃・破壊したと発表している。人的被害や物的損害は一切ないとし、これで4日連続でイランからの空中脅威を阻止したことになるとしている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:ロッキード・マーティン
  • 製品・サービス:弾道ミサイル / 防空システム