全球的な旅行需要の回復に伴い、台湾への国際旅客および団体客の数が顕著に増加していますが、桃園国際空港の到着ロビーでは長年、接機スタッフによる占拠問題が維安とイメージの課題となっています。多くの旅行会社やホテルのスタッフが最良の位置を確保しようと、接機用の立札や手荷物、個人物品で入国出口付近の低い壁を占拠する習慣がありました。この行為は旅客の動線を妨げ、空港ターミナルの外観を損ねるだけでなく、占拠をめぐる口論やトラブルも頻発しています。

接機の混乱を根本的に解消し、国家の玄関口としての品位を守るために、桃園機場公司は強硬姿勢を示しており、即日から巡回指導を開始し、2024年8月1日から正式に違反者に罰金を科すと発表しました。違反者には最高2万5000元の罰金が課され、航空警察(航警)による強制退去も行われます。

国門の混乱に終止符を打つ!桃園機場が接機占拠に強硬対応

桃園機場公司は、到着ロビーは公共の通行空間であり、物品による占拠や動線の阻害は、空港の運営秩序と国際的イメージを著しく損なっていると指摘しています。同社はすでに各大手旅行会社やホテル業者に正式な通知を発出し、関係従業員の行動規範を徹底するよう要請しています。

桃園機場公司は、2段階の執行スケジュールを設定しています。即日から7月31日までを「強化指導期間」と位置づけ、この期間中、空港スタッフが不定期に巡回し、立札の違法設置や荷物による占拠に対して口頭での注意を行います。これにより、業者が接機業務の見直しを行うための猶予期間を設けます。

8月1日から強硬執行 『民用航空法』に基づき最高2万5000元の罰則

指導期間終了後、桃園機場公司は2024年8月1日から厳格な取締を実施します。接機スタッフが引き続き低い壁や通路を違法に占拠し、現場の監督員による注意にも改善しない場合は、直ちに法的措置が取られます。

・法的根拠:『民用航空法』第119条の3第1項に基づく措置 ・罰金額:新台湾ドル5,000元以上、25,000元以下 ・強制措置:違反が深刻な場合や協力しない場合は、桃園機場公司が航空警察局(航警局)と連携し、違反者を航空駅から強制退去させます。

業者はピーク時のスペース不足を懸念 専用エリアと統一規制の設置を提言

桃園機場の新ルールについて、旅行業界の李奇嶽氏は、便の到着が集中するピーク時間帯に、現場スタッフが「立つ場所が見つからない」という実情があると認めています。そのため、過去には同業者が大型の物品や荷物で場所を確保するケースが散見されていました。

李氏は、業界が秩序を守ることは当然必要だとしながらも、実務面では、空港側が「接機スタッフ専用エリア」を設け、接機用の立札を規格化する管理を行うことで、空港の秩序と実際の接機ニーズの両立が可能になると提案しています。これが根本的な解決策になると述べています。

桃園機場公司は最後に、質の高い接機サービスの提供は重要であるものの、それによって一般利用者の通行権を犠牲にしてはならないと呼びかけました。各大手旅行会社、ホテル、送迎業者は、現場スタッフの行動を徹底的に管理し、国門の秩序と国際的イメージを共に守るよう強く要請しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
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