毎年7、8月は台湾水梨の盛産シーズンで、さわやかで甘い味わいが夏の定番スイーツとなっている。多くの家庭では産地直送の箱買いも珍しくないが、そのまま袋ごと冷蔵庫に入れるのはNG。1つでも傷んだ実があると、それが原因で他の果実まで劣化してしまう可能性がある。農糧署北区分署は、水梨の正しい保存方法として「単粒套袋」を推奨している。
水梨は後熟型の果物ではないため、バナナやマンゴーのように室温で追熟させる必要はない。台湾で一般的な東方梨は、収穫後すぐに食べられる状態であり、もともとシャキシャキで多汁な食感が特徴だ。逆に、果肉が柔らかくなるまで待つのは西洋梨の特徴である。そのため、水梨は購入後すぐに冷蔵保存するのが望ましい。
ただし、冷蔵する前に1つずつ外観をチェックし、傷や虫食い、軟化、腐敗した実があれば、それらは他の健全な果実と分けて保管すべきだ。苗栗区農業改良場によると、傷ついた果実はエチレンガスを多く発生させ、密閉空間では周囲の水梨の褐変や老化を促進してしまう。
農糧署は、新興梨や宝島甘露梨の保存には「1つずつ袋に入れて」冷蔵することを勧めている。こうすることで、果実同士の接触による傷の発生を防ぎ、エチレンの影響や水分蒸散を抑えることができる。水梨は果皮が薄く水分量が多いため、適切に包装しないと冷蔵中でも水分が失われ、5~7%以上の水分損失で果皮がしわしわになり、食感も低下する。
専門的な貯蔵では、0~1℃の低温と適切な湿度管理が行われるが、家庭用冷蔵庫は開閉頻度や湿度が異なるため、長期保存には限界がある。そのため、定期的な点検と早めの消費が推奨される。
水梨を選ぶ際のポイントは4つ。果形が丸くふっくらしていること、果皮の色が明るく艶があること、虫食いや傷がないこと、触っても柔らかくないこと。宝島甘露梨は淡褐色で甘蔗のような香りがあり、果肉は細かく多汁。新興梨は褐色で楕円~扁円形、シャキシャキとした食感が特徴だ。両品種とも適切な低温管理下では約3か月の保存が可能だが、時間とともに食感は徐々に変化する。最もおいしい状態を楽しむには、購入後は単粒套袋で冷蔵し、早めに食べきることが肝心だ。
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- 出典:PR Times
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