第6期監察院の監委が7月31日に全員退任し、8月から監察院は監委不在の状態となる。これを受け、民眾黨は31日午前、監察院の前で『監察院熄燈日』記者会見を開催し、現場で「監察院熄燈日記念碑」の覆いを外した。同党は、監察院が監察機能を果たせず、権力者を擁護し、監委自体も資格を欠いていると強く批判した。

第6期監察院は任期中に8万2千件もの人民陳情を受け付けたが、実際に調査を完了したのは1,300件余りにとどまった。この結果、監委1人あたり月平均0.6件の処理という極めて低い実績となった。民眾黨は、こうした状況下で監委が部長級の給与を得ており、専用車まで提供されていることを問題視し、「納税者の血税の浪費」と断じた。

記者会見には、民眾黨の立法院議員である陳清龍、王安祥、邱慧洳、洪毓祥、蔡春綢、劉書彬、許忠信らが出席。全員が胸の前で手を交差させ、「監院謝幕、改革上路」と叫ぶパフォーマンスを行った。

許忠信氏は、「6年間で8万2千件もの陳情が寄せられたにもかかわらず、調査が終わったのは1,300件だけ。監委1人が月に0.6件しか処理できないのに、部長級の給料と専用車を与えられている。これは明らかな税金の無駄遣いだ」と厳しく批判した。特に、副院長に指名された現職監委の王榮璋氏について、6年間でわずか28件の調査しか行っていないと指摘し、「最も怠慢な『肥猫監委』」と非難した。

許忠信氏はさらに、「民眾黨は考・監両院の廃止を一貫して主張しており、行政・立法・司法の三権分立を徹底することで、国家の憲政体制を安定させるべきだ」と述べた。

王安祥氏は、「我々は『院は廃止しても権利は廃止しない』という立場だ。監察権と審計権は国会に回帰させるべきだ」と説明した。また、昨年から修憲委員会の開催手続きを開始し、初回の委員会と初めての公聴会も開催。専門家や学者を招いて、20年以上停滞していた憲政改革について議論を進めていると語った。

民眾黨は、監察院が毎年数億円の公的資金を消費しながら、外部では監察機能が失われ、権力者を庇い、内部では規律が崩壊し、公器私用が横行していると批判。「もはや存在意義はなく、無能な『廢物院』と化している」として、国民に監察院の廃止を支持するよう呼びかけた。

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  • 出典:PR Times
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