食薬署は本日(1日)、先日永豐餘生技公司から通報を受けた、嘉義県・源春製油廠が受託製造した『在地金花小菓苦茶油』からベンゾピレン2.9ppbが検出された件について、さらなる拡大が判明したと発表した。

当初、この製品のみが問題とされていたが、調査の結果、同工場が同じロットの苦茶種子を使用して『在地金花小菓苦茶油』『高仰三苦茶油』『庭茂苦茶油』の3製品、計6ロットを製造していたことが明らかになった。有効期限はそれぞれ2028年1月2日2028年2月22日2028年3月17日2028年5月25日2028年6月15日2028年6月22日である。

また昨日、国際機能公司からも同様の通報があり、同工場が受託製造した『台湾苦茶油500ml(有効期限2027/12/25)』からベンゾピレン2.6μg/kgが検出された。この製品は780本が製造され、うち773本が直営店および公式サイトで消費者に販売された。残り1本は自主検査用、未出荷分599本は新北市衛生局により即時下架・回収された。

食薬署北区管理センター長の劉芳銘氏によると、7月29日に永豐餘生技公司から通報があり、『在地金花小菓苦茶油(有効期限2028/5/25)』からベンゾピレン2.9ppbが検出された。これは基準値2ppbを超過している。調査の結果、永豐餘生技公司が威加公司に発注し、同社が源春製油廠に委託してドラム缶での苦茶油を製造、その後アーシー公司が瓶詰め・ラベル貼付を行っていたことが判明した。

台北市衛生局は、同原料ロットを使用したすべての製品について、永豐餘生技公司および威加公司に対して予防的下架・回収を指示した。さらに、威加公司の在庫品『高仰三苦茶油』(有効期限2028/6/22および2028/6/15)を検査したところ、それぞれ2.4μg/kg、2.6μg/kgのベンゾピレンが検出され、基準不適合とされたため、下架措置が行われた。

一方、源春製油廠自体についても調査が行われ、受託製造に加え、自社ブランドの苦茶油も製造していたことが判明した。工場内には自社製品として保管されていた苦茶油約150kgが確認され、嘉義県衛生局により現地保管・販売停止が命じられた。さらに、同工場は原因究明と工程改善が完了するまで操業停止となった。

劉氏は、原料の苦茶種子の出所については明確な証拠資料が得られていないとしており、現在、食薬署は検察当局に事件を移送し、共同で調査を進めていると述べた。

今回の事態を受けて、食薬署は2026年に引き続き食用油脂に関する監査特別プロジェクトを実施するほか、事件の拡大を踏まえ、下半期には国内製造業者を対象とした『食用油(苦茶油を含む)専門指導計画』を立ち上げる。国内の専門機関や団体に委託し、工場への現場指導を行い、同時に2025年度の食用油脂製造業者監査特別プロジェクトも計画している。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 原文内の日付:2028/1/2 / 2028/2/22
  • 製品・サービス:食品安全監査サービス