2024年5月20日、總統賴清德が就任し、國防部長の人事として、前總統蔡英文時代の国家安全会議秘書長である顧立雄氏を起用した。彼は中華民国史上7人目の文職國防部長となるだけでなく、「國防二法」の施行後、初めての実質的な「文人部長」とも位置づけられる。過去の軍中の伝統では「軍人だけが軍人を理解する」とされ、國防部長はほとんどが上將として退官した後に「文職」として就任するケースが多かった。しかし、近年の台米軍事交流の緊密化を背景に、顧立雄氏は国家安全会議時代から台米間の安全保障協議に深く関与しており、週末にも軍幹部との会議を重ねるなど、軍との関係は外界が想像するほど疎遠ではない。そのため、現職の賴清德大統領は大胆にも文人出身の彼を任命した。顧立雄氏が國防部長として着任してから2年以上が経過するが、果たして彼は軍を統制できるのか。この点については、台湾国内の安全保障政策や民主的統治の在り方に関わる重要な問いとなっている。彼のリーダーシップは、軍の専門性と文民統制のバランスをいかに保つかにかかっており、今後の国防運営の方向性を占う試金石と見なされている。

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  • 出典:PR Times
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