民進党の立委・赖瑞隆氏が、国民党の高雄市長候補である柯志恩氏に行政院版『無人載具条列』の支持を呼びかけたことに対し、柯志恩選挙対策本部は本日(4日)、強く反発しました。

柯陣営によると、立法院の国民党会派はすでに独自の草案を提出しており、その内容は行政院版よりも300億元多い総予算2400億元を計上。さらに国産化の目標設定、非赤サプライチェーンの導入、産業育成措置などを盛り込んでいます。そのため、柯志恩氏は国民党会派版を支持すると表明。一方で、赖瑞隆氏が自ら異なる法案を提出しているにもかかわらず、なお行政院版を支持するのは立場が一貫していないと指摘しました。

国産化と非赤サプライチェーンの強化で国防と産業を両立

柯陣営は、行政院版の『無人載具条列』が総予算2100億元としているのに対し、国民党会派版は2400億元に引き上げ、300億元の追加投資を行うと説明。特に、飛行制御システム、通信モジュール、画像センサー、ナビゲーションチップ、バッテリー管理システムなど、中国企業が供給するキーコンポーネントの使用を禁止。違反した場合は3年以上10年以下の懲役に処すとして、「非赤サプライチェーン」政策の徹底を強調しています。

また、国民党会派版は段階的な国産化目標を明文化。2年以内に50%4年以内に80%の国産化率を達成することを求めています。さらに、少なくとも3か所のテストフィールドを整備する計画も含まれます。これに対して、行政院版は国産化比率や試験場の設置に関する規定を含んでいないと指摘されています。

柯陣営は、行政院版が主に軍用の海洋監視・偵察・攻撃用無人機の調達承認に焦点を当てており、国防ニーズに偏重していると分析。一方、国民党会派版は国防調達に加え、中小企業や新興企業へのインセンティブ、優先調達、融資優遇、国発基金の共同出資などの措置を設計。無人載具産業の包括的な発展枠組みを構築し、台湾を民主主義国のサプライチェーンにおける重要な研究開発・製造拠点にすることを目指していると述べました。

柯陣営は、赖瑞隆氏が行政院版の支持を呼びかけたことについても疑問を呈しています。もし行政院版で国内の無人載具産業が十分に保護されると考えるなら、なぜ自ら別の改正案を提出するのか。その主張は理解しがたいとして、自身の提案に対する一貫性の欠如を批判しました。

最後に、柯陣営は「高雄市には国防の自主性、産業の高度化、労働者の権利を両立できる政策が必要であり、単なる政治的攻防ではない」と強調。各界に対し、異なる法案の内容を冷静に比較し、国防と産業発展に真正面から貢献する法案を支持するよう呼びかけました。

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  • 出典:PR Times
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