ロシア国営メディアは本日、ロシアの無人機工場の責任者が「車両爆発」事件で重傷を負ったと報じました。これは数日間で2例目となる国防関連幹部への暗殺未遂事件とみられています。

フランス通信社AFPによると、35歳のウラジミール・カチャク氏は、エカテリンブルクに拠点を置く無人機メーカーUraldronzavodの責任者です。ロシアの『工商日報』(Kommersant)は、彼のメルセデス・ベンツ車がエカテリンブルク郊外のボリショイ・イストク村で爆発したと伝えています。

事件の詳細や正確な発生時刻はまだ明らかになっていません。タス通信(TASS)は緊急対応当局の関係者を引用し、「ウラジミール・カチャクは車両爆発で負傷し、現在は集中治療室で重体。医師が命を救うために全力を尽くしている」と報じました。

ロシアのSNSに投稿された写真には、カチャク氏の焼け焦げた車両のシャシーが写っており、周囲には焼け跡が残っています。

Uraldronzavodは、ウクライナ戦線でロシア軍が使用しているUpyrシリーズの第一人称視点(FPV)無人機の生産で知られています。2023年に同社を設立したカチャク氏は、自身の無人機をプーチン大統領に直接披露した様子が報じられています。

モスクワが2022年2月にウクライナに軍を派遣して以降、キエフはロシアの防衛・軍事関連の人物を次々と標的にしてきました。先週にも、別のロシアの無人機メーカーの責任者兼創業者が銃撃され、検察当局はこれを「殺人未遂」と位置づけています。

今回の襲撃について、ウクライナ側は現時点でコメントを出していません。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Uraldronzavod
  • 製品・サービス:UpyrシリーズFPV無人機