金融界に衝撃が走った!金管会は4日、正式に台新銀行と新光銀行の合併案を承認した。今後は台新銀行を存続主体とし、暫定的に2026年1月1日を合併基準日とする予定だ。銀行子会社の統合計画が承認されたことで、「新新併」と呼ばれる大型合併プロジェクトは最終段階に突入。両行の統合により、規模と実力が飛躍的に向上し、国内金融市場の地図を一変させることが確実となった。

金控統合の経緯を振り返ると、台新金と新光金は2025年7月24日に金控レベルでの合併を完了し、「台新新光金」として再出発した。その後、子会社の統合を段階的に推進。投資信託部門は昨年中に統合を終了し、生命保険子会社は今年の元旦に無事移行。さらに証券・期貨子会社も2025年4月に合併を完了している。今回、銀行部門の統合計画が承認されたことで、この大規模な金控合併プロジェクトは最終的な完了へと向かっている。

合併対価と構造はどのように設定されているのか?金管会銀行局の王允中副局長によると、本件合併案は2025年6月4日に、台新銀行と新光銀行の両社が取締役会が株主総会の権限を代行する形で決議。同年6月11日に金管会へ正式申請した。

合併対価については、台新銀行が新株を発行し、現金で55億台湾ドルを支払う形で調整されている。換股比率は、台新銀行の普通株1株につき0.9505株を、新光銀行の普通株1株と交換するという条件だ。

国内の銀行地図が大変動!総資産と拠点数はどの順位に?

この合併が完了すれば、国内銀行業界の競争構造が大きく変わる。王副局長によれば、2025年3月末時点のデータによると、台新銀行の総資産は約3.3兆台湾ドル、新光銀行は約1.4兆台湾ドル。これを統合した場合、存続銀行の総資産は4.7兆台湾ドルに達し、市場で第7位に躍り出る。資本金は1703億台湾ドルとなる予定だ。

資産規模の拡大に加え、実店舗のネットワークも大幅に拡張される。台新銀行はもともと101か所の営業拠点を持ち、新光銀行は103か所。両者が統合することで、国内の営業拠点は合計204か所に達する。この数字により、台新銀行は全台湾で拠点数第2位の銀行となり、第一勧業銀行(合庫)に次ぐ規模を誇ることになる。広範な通路ネットワークは、今後の営業活動に強力な推進力となるだろう。

システム障害への懸念、当局はどのような対策を講じているか?

過去に台新証券が元富証券を統合する過程でシステムトラブルが相次いだことから、銀行のコアシステム統合に対する懸念は非常に高い。銀行業のシステムは極めて複雑であり、統合中の安定性と安全性が大きな関心事となっている。これに対し、王副局長は「金管会は金融機関の合併における情報システム移行の安全性を極めて重視している」と強調した。

円滑な移行を確保するため、金管会は銀行公会に対し、コアシステム変更に関する明確なガイドラインの策定を要請。事前の十分な計画立案、移行中の監督体制の設置、万が一の際の緊急対応策の整備などを包括的に求めている。当局は、業界がこれらのガイドラインを厳格に遵守すると期待しており、今後もシステム統合の進捗を注視していく方針だ。

王副局長はさらに補足し、システムに異常が生じた場合、業者は適切な緊急対応計画を有している必要があると説明。現在、各銀行は「許容可能な中断時間」を内部で設定しており、サービス停止や故障がその時間を超えた場合、窓口サービス、ネットバンキング、ATMなど複数のチャネルに対して即時にバックアップ体制を発動させ、広範な顧客の権利を守る必要があると述べた。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:提携
  • 製品・サービス:銀行サービス