中聯油脂のベンゾピレン超标事件が拡大している。台糖はすでに5月に中聯油品の検査結果に異常があることを把握していたが、主管機関に通報しなかったため、大きな議論を呼んでいる。台中市副市長の鄭照新氏は、風傳媒の番組『下班瀚你聊』に出演し、「この事件で問われるべきは、地方政府が何回検査したかではなく、業者が異常を知った上でなぜ通報しなかったか、そして第三者検査制度に存在する穴だ」と厳しく指摘した。

鄭照新氏は、台中市政府の基本的な姿勢として「見つけたところまで、すべて公表する」と述べ、問題のある油品については予防的下架を即座に実施していると強調した。「20%か、21%か、19%かといった数値遊びではなく、消費者の信頼回復が最優先だ」と語った。

台糖に通報義務はあるのか。鄭照新氏は「地方政府の立場は一致している。台中、高雄、台南いずれも法に基づいた対応をしており、誤りはない」とした上で、「真の問題は、業者が法に従って自主通報しなかったこと、そして第三者検査機関に通報義務がないという制度的穴にある」と指摘。そのため、「法改正により、第三者機関の強制通報制度を設けるべきだ」と訴えた。

現時点で公開されている情報によると、高雄市政府は台糖の関連資料を台南市政府に送付済みであり、これは台糖の本社が台南にあるためである。「高雄市は対応している」と鄭氏は評価した。今後の焦点は、台南市政府が資料を受け取った後、どのように判断するかにある。

鄭照新氏は、台南市の食品安全管理自治条例には、類似の事案について48時間以内の通報義務が定められていると指摘。「開罰するかどうかは、この自治条例に基づいて判断されるべきだ」と述べた。

司会の黄暐瀚氏が「もし台糖の本社が台南ではなく台中に登録していたら、どう対応しますか?」と質問すると、鄭照新氏は即座に「処罰します。そのまま処罰します」と回答した。また、中聯油脂が台糖から問題油の受け取り拒否を知った後も、台中市政府に通報しなかったことについて、台中市は中聯に対しても再び処罰を科していると明かした。

鄭照新氏は、現職の賴清德大統領に対しても発言し、「台南市の食品安全自治条例は、あなたが市長時代に制定されたもの。あなたが定めた制度である以上、明確な姿勢を持つべきだ」と呼びかけた。彼は、「あなたが怒りを示せば、人々もそれに従う。制度の穴を法改正で埋めることが最も重要だ」と強調した。

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  • 出典:PR Times
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