西北太平洋に二つの台風が同時に発生する「二台風共演」の状態が出現した。気象庁の最新の予測によると、ルソン島西方にあった熱帯低気圧が本日未明、第14号軽度台風「鯨魚」として正式に発生した。中央大学の大気科学科兼任准教授・呉徳栄氏は、このシステムの寿命は短く、進路が東寄りに変わり、明日にはルソン島に上陸して弱まり消散する見込みだと分析している。いわゆる「短命台風」になる可能性が高い。

鯨魚台風は台湾への影響が極めて小さいが、琉球付近を進む第13号台風「白海豚」の動向が注目されている。呉氏によると、白海豚は現在も大型の中度台風の強さを維持しており、今後3日間は西へ安定して進み、琉球諸島付近を通過する。4日目には東海南部に到達し、その後進速が鈍り、進路の不確実性が高まるという。

白海豚台風が北へ向きを変える位置が、今後の観測の鍵となる。呉氏は、最新のヨーロッパモデルのアンサンブル予測を引用し、4日後以降の具体的な進路は、北方の高気圧がどの程度早く弱まるかにかかっていると説明している。この変数が、台風が西へ進み続ける期間に差を生じさせ、北へ反転するタイミングと位置に影響を与える。

もし北方の高気圧がゆっくり弱まる場合、台風は中国大陸に接近してから北へ反転するため、台湾への風雨の影響は比較的大きくなる。一方、白海豚が東海南部に入った時点で早期に北へ反転すれば、台湾への影響は非常に小さくなる。そのため、台風の北反転ポイントは、今後数日の気象観測の最大の焦点となる。

今後1週間の台湾全土の風雨と気温の変化について。本日は強力な太平洋高気圧に覆われ、大気の状態が安定しており、真夏の気候が続いている。各地とも晴れて非常に暑く、外出時は日焼け対策と水分補給が必須で、熱中症に注意が必要だ。午後には山岳地帯でごくわずかなにわか雨が降る程度。

気象庁は本日も高温情報を発表しており、台北市、新北市、桃園市、新竹県、南投県、雲林県、台南市、屏東県、花蓮県はオレンジ色警報で、連続して36度以上の高温が予想される。彰化県と宜蘭県は黄色警報で、こちらも36度を超える可能性がある。

明日からは風向きに変化が現れ、台湾周辺は北東風に変わる。北部の風上側では所々で短時間のにわか雨が降る可能性があり、午後には中南部の山岳地帯で雷雨が発生し、平地にも影響を及ぼすことがある。

白海豚台風の外縁が7日から9日にかけて台湾北部の海上を通過し、北へ反転するため、7日から西半部は所々で短時間のにわか雨が降る天気になる。8日9日は雨の範囲が広がり、気温もやや下がる見込み。

特に注目すべきは、東半部が風下側に位置するため、空気の下降流の影響で極端な高温が発生しやすいこと。また、台湾全土で強い突風に警戒が必要だ。

台風が去った後の湿気の影響について。10日から12日にかけて、白海豚台風が徐々に遠ざかり、台湾周辺の風向きは南西風に変わる。風上側の影響で、西南部地域では所々でにわか雨や雷雨が発生し、強い雨が降る可能性もある。その他の地域は再び晴れて暑くなるが、北部と東南部では極端な高温に注意が必要。この時期の大気はまだ不安定なため、中部以北の地域では午後に局地的な雷雨が発生しやすい。

13日14日には、南西風による湿気の量がやや減少するが、西南部地域の早朝や山岳地帯の午後には、引き続き局地的な雨が降る可能性がある。今後1週間の激しい天候変化に備え、住民は最新の気象情報を常に確認し、屋外活動の調整や台風対策を随時行うべきである。

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  • 出典:PR Times
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