イケアで買い物をすると、スプーンのような形で周囲に鋸歯状の長爪があり、中央に円形の穴が開いた調理器具を見かけることがあります。多くの人は、この穴が茹でたパスタの水分を切るため、あるいは材料節約のためだと考えがちですが、実は一部のパスタサーバーの穴には、もっと実用的な機能があります。それは、調理前の乾燥パスタの分量を測るというものです。
この調理器具は正式には「パスタサーバー」または「パスタサービススプーン」と呼ばれ、外側の突起した爪は、細長くて滑りやすいパスタを鍋からすくい上げるのに適しています。一方、中央の円形の穴は、一部の製品では乾燥パスタの分量測定用として設計されています。生のパスタをこの穴に通すだけで、簡単に必要な量を計ることができるのです。
たとえば、イケアが販売するSTRÅLFENAパスタサーバーの場合、公式が明確に「中央の穴は約2人分のパスタを測るのに使える」と説明しています。外側の爪は煮えたパスタをすくうためのものであり、中央の穴は調理前の計量に使えるという、二重の機能を備えています。つまり、この一見些細な穴は、計量スプーンやキッチンスケールを使わずに、手軽に適量のパスタを用意できるというメリットがあるのです。
使い方は簡単です。調理前に乾燥したストレートタイプのパスタを、中央の穴にゆるく通します。穴がパスタで自然に満たされた時点で、それがその製品の基準となる分量です。このとき、無理に押し込むと量が増えてしまい、結果として想定よりも多い量のパスタを調理することになりますので注意が必要です。
ただし、すべてのパスタサーバーの穴が分量測定機能を持っているわけではありません。メーカーによって穴の直径は異なり、1人分を測るものもあれば、2人分を測るものもあり、また単に水分やソースを切るためだけの穴もあります。そのため、パスタサーバーに穴が空いていても、それが必ずしも一定のグラム数を意味するとは限りません。市販されている製品の穴のサイズはさまざまであり、分量測定機能はすべての製品に共通するものではないのです。
では、中央の穴は完全に水切りとは無関係なのでしょうか? 答えは「そうではない」です。パスタサーバーの中央の穴が「ただの」水切りであるとは限りませんが、製品のパッケージや公式説明に「分量測定可能」と明記されていない限り、その機能を信用するのは避けたほうがよいでしょう。その場合は、パスタのパッケージに記載されている1人分の重量を目安に調理することをおすすめします。そうしないと、家族全員の夕食を用意しようとして1人前の量しか茹でなかったり、逆に何日も食べきれないほどの量を調理してしまうことになりかねません。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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