饒河夜市にある有名な麵線店『東發號』は4日、民進党台北市長候補の沈伯洋氏に店内の壁へのサインを依頼した。しかし、その際に現職の蒋万安市長が4年前に書いたサインを意図的にメニューで隠していたことが発覚し、大きな論争を呼び起こした。画像がSNSで拡散されると、支持者たちの間で『一ツ星』と『五ツ星』のレビュー合戦が勃発。結果として、店舗のGoogleページには非理性的なユーザーによる大量の一ツ星レビューが投稿され、経営に深刻な影響が出た。

こうした状況を受け、店主は5日の午後に蒋万安氏と沈伯洋氏の両方のサインを白い塗料で完全に塗りつぶした。政治的干渉からの脱却を図り、通常の営業に戻ることを願ってのことである。

事件後、沈伯洋氏は蒋万安氏に対し、支持者への自制を呼びかける発言を行ったが、ネットユーザーからは「去年の青鳥運動であなた自身が店舗を出征していたではないか」と批判された。特に昨年の大規模リコール運動では、反対派の店舗を地図上で特定して公開する「草叢地図」を作成し、一般市民までをも標的にした行為について、沈氏は一切制止しなかったことから、今回の発言は二枚舌と見なされている。

一方、国民党側は支持者に対し、「青鳥のような行動を真似すべきではない」と自制を促した。徐巧芯氏は「同意しないが尊重する」と述べ、店の判断には反対だが、それは経営者の自由であり、反感を持つべきではないと主張した。彼女は、社会的寛容こそが重要だと強調している。

この事件は、地方選挙における小規模事業者の立場の脆弱さを浮き彫りにした。政治的支持を示すことは、瞬時にネット世論の標的となり得ることを示しており、今後の選挙活動において中立性の維持がより一層求められるだろう。

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  • 出典:PR Times
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