「漢光42号」実兵演習6日目は第2日を迎え、軍備局生産製造センター第202廠が「戦時産線疏遷暨動員工廠生産転換演練」を実施した。この演習は、戦時における異地での生産体制と軍需工業の動員準備能力を実地で検証するものであり、作戦の持続力を高めることを目的としている。

防衛省は、202廠が後方支援センターからの指令を受けた後、動員工場の生産転換手順を直ちに開始したと説明した。特に戦時において消耗が激しい弾薬の継続的生産を確保するため、生産ラインの分散配置(疏遷)を行い、民間の人的・物的資源を統合して軍事作戦を支援。これにより、敵の攻撃によって生産体制が麻痺するリスクを回避する体制を強化している。

今回の演練の重点は、国軍の生産工場が動員工場を指導し、戦時に産線を安全な場所へ移転・転換する仕組みの有効性を検証することにある。また、動员工場が戦時における生産能力を発揮できるか、重要な生産設備の保護体制が整っているかも検証項目としている。

演練には、第202廠の現役熟練作業員に加え、編成された動員要員、軍属勤務隊(軍勤隊)、および民間協力企業の専門オペレーターが参加。弾薬部品の製造および後方支援業務に一丸となって取り組んだ。

防衛省は、毎年の漢光演習においてこのような実戦的な実兵演習を実施することで、民間の人的・物的資源を軍事作戦に効果的に活用できる体制を構築できると強調した。動員メカニズムの整備が進むことで、軍需工場の戦時生産能力と緊急対応計画の実効性が精緻に検証され、国家の安全保障にとって最も堅固な後方支援体制が築かれると評価している。

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