漢光42号実兵演練は本日(6日2日目に入り、空軍防空部隊が大台北地区の戦術的位置に機動展開した。愛国者および天弓ミサイル発射車両がそれぞれ配備を完了し、天弓三型ミサイルは台北市の大佳河川敷公園に初めて実兵展開された。一方、愛国者ミサイルは新北市内で戦術的展開を実施した。

防空部隊の機動展開能力を検証するため、漢光42号演習の2日目には、天弓ミサイルシステムと愛国者ミサイルシステムがそれぞれ基地から移動し、大台北地区に展開した。天弓ミサイルは大佳河川敷公園の戦術的位置に配備され、周辺では陸戦隊がハマー車を駆動し、無人機を用いた訓練も実施した。

天弓三型防空ミサイルシステムは陸上配備型の地対空防衛システムであり、現在台湾の防空戦力の主力として運用されている。米製の愛国者三型ミサイルと連携して運用され、戦闘機、巡航ミサイル、対レーダー攻撃ミサイル、短距離戦術弾道ミサイルなどの脅威に対処する。戦況に応じて天弓一型および二型ミサイルの発射も可能で、台湾の低層防空網を構築している。

天弓三型防空ミサイルシステムは大佳河川敷公園に配備された。(撮影:顔麟宇)

また、『風伝媒』は新北地区の愛国者ミサイルシステムの展開位置を現地取材した。展開場所が運動公園に隣接していたため、多くの市民が驚きを示し、中には愛国者三型ミサイルとスマートフォンで記念撮影する人もいた。

運動公園から少し離れた場所には、愛国者システムのフェーズドアレイレーダー、150KW発電機、戦術制御センター、主アンテナユニットが設置されていたが、このエリアは一般市民が訪れにくく、目立たない位置にあった。

空軍防空部隊が大台北地区の戦術的位置に機動展開し、市民がスマートフォンで愛国者三型ミサイルと記念撮影している。(撮影:張曜麟)

関係者によると、今回の愛国者システムの展開では、機動展開の検証に加え、複数の連隊級部隊間の通信・連携の円滑性、および指揮統制の実行可能性も検証しているという。

台湾が保有する愛国者ミサイルシステムには二型と最新の三型があり、重要な防空任務を担っている。高い機動性を持ち、戦場状況に応じて迅速に陣地を移動でき、敵の標的化リスクを低減しつつ、継続的な防空戦力を維持できる。今回の演習では戦力保存、機動展開、夜間作戦手順を重点的に訓練し、実際の装備を用いて兵士たちの臨戦態勢と対応能力を検証し、全体の防空作戦効率を向上させることを目的としている。

空軍防空部隊が大台北地区の戦術的位置に機動展開し、愛国者三型ミサイル(前方)と愛国者二型ミサイル(後方)が並んでいる。(撮影:張曜麟)

さらに『風伝媒』の独自報道: ・漢光演習》国道を使用せず!陸戦99旅が高雄から大台北へ長距離機動、地上跨区増援を検証 ・漢光演習》賴清德氏が初参加、万鈞車隊が急行で国防部へ!米軍も視察に参加 ・漢光演習》戦時における弾薬の継続供給を確保、軍備局202工廠が「戦時生産ライン疎散」を演練

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