漢光42号実兵演習は本日(7日)3日目を迎え、空軍第二連隊が滑走路および誘導路の修復、潜在装掛、緊急離陸などの訓練を実施した。特に幻影2000戦闘機は、警報が鳴ると6分以内に緊急離陸を完了する必要があり、まさに時間との戦いとなった。
「潜在装掛」とは、各専門要員が所定の時間内に戦闘機に武器や副油箱を装着する作業を指す。戦備の必要性に応じて「完成」と「回復」の2種類に分けられ、本日の幻影2000は「回復」基準の防空構成で、外側のハードポイントに魔法飛撃を2発、機体下面のステーションに雲母飛撃を2発搭載した。
また、滑走路修復訓練では、戦時における空港の滑走路や戦備滑走路が敵の主要攻撃目標になると想定。もし迅速に修復できず、戦闘機の離着陸が不可能になれば、制空能力が喪失するため、基地攻撃後の復旧作業として極めて重要とされる。本日の訓練では、爆撃によるクレーターの埋め戻しと、折りたたみ式ガラスファイバーパネルの敷設が行われた。
7日、新竹基地で「漢光42号演習実兵演習」の報道関係者向け公開が行われた。写真は魔法飛撃。(撮影:劉偉宏)
空軍の現場説明官によると、本日の訓練では時間制限のため、クレーターの大きさは20フィートに縮小。通常の訓練では最大50フィートまで対応可能という。一般的な修復作業では、土砂の搬入と均しに約1時間30分を要し、その後30フィート×54フィートのガラスファイバーパネルを敷設する。また、滑走路後方には低空からの敵攻撃に備え、陸上発射型の天劍一型防空ミサイルが展開された。
空軍基勤大隊設施中隊の林至軒中校は取材に対し、本日の訓練は規模を縮小したものであり、実際の作業では無人機による損傷調査チームが最初に滑走路全体を調査。最も適した離着陸位置を選定した上で、約4時間かけて修復を完了すると説明した。
訓練の最後に、空軍は2機の幻影2000戦闘機による誘導と緊急離陸を実施。警報が鳴ると、すべての搭乗員が待機室から一斉に飛び出し、6分以内に離陸を完了した。現在、台湾の幻影2000戦闘機は新竹空軍基地に配備されており、台湾北部の防空と高空迎撃任務を担っている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:イベント
- 製品・サービス:天劍一型防空ミサイル / 滑走路修復システム