台湾高鉄は南北間の移動を便利にし、遠出や通勤の際に多くの人々が利用している。車内のさまざまな配慮された設備には工夫が隠されており、特にシート背面両端上部にある「灰色の小さな円柱」は、これまで多くが手すりや荷物掛けだと考えていた。しかし最近、あるネットユーザーがフェイスブックでこの件について投稿し、すぐに詳しいユーザーたちが正しい情報を共有したことで、「知識が増えた!」と話題になっている。
多くの人が推測していたのは、この円柱が手すりやフックの役割を持っているというものだった。投稿を見た乗客たちからは、「歩くときに支えになるから転倒しづらい」「通路に立っているときにちょっとつかまる」「通路側の座席なら何かをかけることができるだろう? 実際に使ったことがある」「帽子やコートをかけるのに使っている」といった声が寄せられていた。
しかし実際には、この灰色の円柱の主な用途は、終点駅で列車スタッフが「座席を回転させる」ために力を入れる部分として使われている。台湾高鉄の列車は双方向運行の設計を採用しており、終点に到着しても列車自体を向き直す必要がない。その代わりに、次の運行に備えて座席を180度回転させる必要があり、清掃やサービス担当のスタッフがこの円柱を握って力を入れることで、確実に回転操作ができるようになっている。そのため、窓側にも通路側にも円柱が設置されており、座席の位置が回転後に互いに入れ替わることに対応しているのだ。
実際に知っているユーザーも「以前、高鉄の職員がその部分を握って座席を回転させていたのを見たことがある」「高鉄は列車を回さないから、座席を180度回転させる必要がある」「窓側と通路側の両方に設置されているのは、回転後に位置が入れ替わるからだ」と証言しており、情報の信頼性が高まっている。
台湾高鉄側によると、車内の座席は元々180度回転できる機能を持っており、終点での一斉調整だけでなく、同行する家族や友人と向かい合わせで会話や食事を楽しみたい場合、乗客自身が座席下のペダルを踏むことで自分で調整することが可能だという。
ただし台湾高鉄は注意を呼びかけており、座席の調整を行う際には他の乗客の乗車権利を妨げないよう配慮する必要があると強調している。もし列車スタッフが他の乗客に迷惑がかかっていると判断した場合は、勧告を行うとしている。また、隣の座席の人が座席を調整したことによって不快に感じた場合は、いつでも列車スタッフに申し出ることができるとし、良好な乗車環境を共に守っていくよう呼びかけている。
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- 出典:PR Times
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