中国社会科学院台湾研究所所長の朱衛東氏が提唱した「不統而統」が注目を集めている。『不統』という言葉が先に来ていることから、中国が統一を待つ姿勢を示しているのではないかと外界は関心を寄せていた。しかし、朱氏は8月7日に開催された第十二回両岸智庫学術フォーラムに出席し、「不統而統」について「戦略的明確化」の立場から説明した。その内容には4つの重点がある。1つ目は、「不統而統」は決して現状維持ではないということ。2つ目は、統一交渉をただ待つわけではないこと。3つ目は、両岸の完全統一の現実を構築すること。4つ目は、統一は3段階に分けられ、現在は第2段階の後期にあるという点である。このように、「不統而統」はもはや戦略的に明確な鷹派的シグナルと見なされている。

以前、朱衛東氏が「不統而統」と提唱した際、『不統』という二文字が先頭にあったため、北京の対台政策がより忍耐強く、台湾の民意の変化を待つものなのかと外界は疑問を呈していた。しかし、朱氏は8月7日のフォーラムで、「不統而統」について「戦略的明確化」の立場から発言し、断片的な解釈を避け、「不統」を『統一を急がない』『統一推進を一時凍結する』と誤解してはならないと強調した。台湾内部では、北京が「不統而統」を鷹派的に解釈し始めているのではないかと懸念が広がっており、習近平政権の統一のペースが加速するのではないかとの警戒感が高まっている。

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