出国旅行時、スーツケースはほぼ必ずチェックイン(預け入れ)の手続きを経ます。ベルトコンベアから貨物室への搬送まで、避けられない衝突や圧迫があります。しかし、一体どのタイプのスーツケースが空港の地勤スタッフにとって最も頭痛の種なのでしょうか?

最近、あるユーザーがソーシャルメディアにこの問いを投稿し、70万人以上の閲覧を集めました。元航空地勤、空港職員、一般旅行者たちが次々と体験談を共有し、託運時にトラブルになりやすい3種類のスーツケースを指名しました。特に「卵殼箱」と俗称されるタイプは最大の地雷とされています。

### クレジットカードのプレゼント品「卵殼箱」が最も壊れやすいと批判

ネットユーザーのコメントを総合すると、最も多く名指しされたのは、クレジットカードの特典や低価格キャンペーンで配布されるスーツケースです。「クレジット会社がくれる超薄型スーツケースは絶対にダメ。すぐに割れる」「クレジットカードの景品+1、特に可愛い柄のやつ」「クレジットカードのスーツケース……最悪」など、否定的な声が相次ぎました。

多くの製品がABSプラスチック素材を使用しており、箱体が薄く、衝撃に対する耐性が限られているため、搬送中の衝突や落下でひびが入ったり、破損したりしやすいのです。そのため、「卵殼箱」と皮肉を込めて呼ばれているのです。

あるユーザーは、長年使っていなかったABS製のスーツケースについて語りました。素材が経年劣化・酸化しており、外見は無傷でも、一度の託運で粉々になったと報告。さらに、航空会社のせいだと勘違いし、補償請求のトラブルに発展した例もあるといいます。

素材選びに関して、詳しいユーザーは以下のようにアドバイスしています。

- **ABS素材**:価格が安いが、衝撃に弱く、割れやすい。 - **100% PC(ポリカーボネート)**:衝撃で凹むことはあっても、割れにくいため、多くの人におすすめの選択肢。 - **ABS+PC混合素材**:耐久性は中間レベルで、価格と実用性のバランスが取れている。

### 名ブランドのスーツケースも地勤のストレス要因に

安価なスーツケース以外にも、Rimowaなどの高価なブランドが複数のユーザーから名指しされました。こうした製品は品質自体は非常に高いものの、価格が高いため、旅行者が外観を過剰に気にする傾向があるのです。

「Rimowaは、ちょっと傷ついただけで泣きそうになる人が多くて、そもそもスーツケースはぶつかるものってことを忘れている」「Rimowaは少しのへこみや傷で航空会社に賠償を要求する。だったら家に飾っとけよ」といった厳しい意見が寄せられました。わずかな傷や凹みでも、航空会社への補償請求につながりやすく、現場のスタッフにとっては大きな負担となっています。

### スーツケースの保護カバーがベルトコンベア事故の原因に

地勤スタッフが困っているもう一つの要因は、スーツケースに装着される保護カバーです。「カバーをかけたスーツケース」「ベルトコンベアに飲み込まれやすい」「保険フィルムでぐるぐる巻き+25kg超え」など、さまざまな指摘があります。

多くの旅行客は、傷防止や識別のため保護カバーを装着しますが、サイズが合わなかったり、固定が不十分だったりすると、輸送中にずれたり、空港のベルトコンベア装置に巻き込まれたりするリスクがあります。これにより他の荷物の遅延を引き起こすだけでなく、自分の荷物が損傷する原因にもなり得ます。

### スーツケースの選び方:2つの重要なポイント

素材以外にも、ユーザーは以下の点に注意するよう呼びかけています。

**TSA海関ロックの有無を確認する**

台湾の空港ではTSAロックシステムは使用されていませんが、欧米諸国の税関職員は必要に応じて専用の鍵でロックを開けて検査できます。これにより、鍵を壊されるリスクが大幅に減少します。海外旅行が多い人にとっては非常に重要な装備です。

(Threadsで記事を確認) 編集責任者/李伊晴

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 関連組織:Rimowa
  • 製品・サービス:スーツケース / TSAロック