僑務委員会委員長の徐佳青が26日間、7カ国を訪問し、約115万元の費用をかけて視察を行ったが、公開された報告書はわずか5ページにとどまり、台湾民众党の国会議員団から「視察を装った観光」との強い疑義が呈された。これに対し、徐佳青は7月31日の声明で『夜間の長距離フライトでは宿泊がないため、当然ビジネスクラスを利用する』と強調。さらに8月4日の取材では、台北市長・蒋万安の父である蒋孝厳氏を引き合いに出し、彼が僑務委員会委員長を務めていた当時は出國報告を一切作成せず、電話による公文書で数行の返答をしただけだったと主張して自身の行為を正当化した。

徐佳青は、台北市役所の職員たちの間で『情報要求の魔女』と呼ばれる簡舒培の師匠とされるにふさわしく、『人を殺すより心を殺す』『賊を制するにはまず王を制す』という戦略を熟知している。民進党にとって今や最大の政敵の一人である蒋万安を攻撃できるなら、その機会を逃す手はない。たまたまその父親がかつての委員長だったという点を巧みに利用し、『卵の中に骨がないなら、無理やり骨を入れる』ほどの姿勢を見せた。この手法は、まさに簡舒培とそっくりである。

しかし、徐佳青が蒋孝厳氏を批判する姿勢は一見理にかなっているように見えても、中間層の有権者や社会一般の共感を得るのは難しい。まず第一に問いたい。あなた徐佳青は、1994年の大臣級の給与を受けているのか? その航空券代は1994年の価格なのか? どちらも違う。時代背景がまったく異なるのに、あえて過去と比較するのは、悪質な茶番と化している。

時代ごとにルールがある。蒋孝厳氏が電報で報告したやり方は、当時の規定に完全に合致していたはずだ。そうでなければ、徐佳青自身が『違法だ』と非難するだろう。しかも1994年にはすでに民進党も存在し、官僚は立法院で質疑応答や監督を受けていた。当時、陳水扁や謝長廷といった強力な民進党の国会議員たちがいたにもかかわらず、なぜ誰も問題視しなかったのか? 当時の民進党は最も戦闘力があり、あらゆる政策を厳しく追及していたはずだ。その時代に許容された行為が、2026年に持ち出され、現政権の政敵を攻撃するための盾として使われている。歴史の皮肉はここにある。

さらに、徐佳青は『ある華僑が、蒋孝厳氏は五つ星ホテル以外には泊まらなかった』などと根拠のない噂話を広め、議論をさらに低俗なものにしている。

外部からの批判の本質は、徐佳青の僑務活動の成果が、国が投入した資源に見合っているかどうか、という点にある。また、国内の格差が広がり、民進党政権への不満が高まる中で、ビジネスクラスの利用をこれほど堂々と正当化できるのか。国民の目にはどう映るのか。こちらの方がはるかに大きな問題だろう。

民進党全体、特に徐佳青に対して忠告する。蒋万安を攻撃することは、政党政治の中で当然の行為であり、一定の正当性がある。相互監督は民主主義の根幹だ。しかし、それが単なる言い訳となり、自らの政治的行動の醜さを隠すための手段に堕しているなら、国民はそう簡単には騙されない。ここまでの忠告をさせていただく。

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  • 出典:PR Times
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