労退の自己拠出6%は、退職後の生活資金を増やす手段となるが、毎月の手取りが減ることから、多くの若年層が迷っている。最近、28歳のネットユーザーが、年収がまだ100万円に達していない中で、周囲の年配者から「自提6%で退職金を積み立てるべき」と勧められ、判断に迷っていると投稿。この投稿は瞬く間に話題となり、活発な議論が展開された。

投稿者はThreads上で、28歳で年収が100万円未満の現状で「自提6%」するべきかどうかを相談。自身の収入では毎月6%の拠出は負担が大きく、一方で周囲の年配者からは「長期的に見れば退職金がかなり増える」との助言を受け、迷いが生じていると説明した。そのため、同じような状況の人がどのように判断しているか知りたいと質問した。

自分で投資すべき派:所得税率が低ければ、ETFに回した方が良い

多くのネットユーザーは、必ずしも自提する必要はないとし、資金を自分で運用した方がリターンが大きくなる可能性があると助言した。また、必要な時にすぐ使える点もメリットだと指摘。ネット上では「大学の教授が、所得税率が20%以上の人だけ自提し、それ以外は0050を買えと言っていた」「配当金との差額を試算してみるといい」「自提しないでETFを買う。必要な時にすぐ引き出せるから」「自分で定期定額すれば、急な出費や住宅購入の際にすぐ動かせる」「60歳まで引き出せないのは不便。今後、受給年齢が変わるかもしれない」といった声が上がった。

また、自提6%は高所得者ほど節税メリットが大きいと指摘する声もあり、「自提は主に節税のため。でも、あなたの所得なら節税効果は小さい」「年収が100万円を超え、税率が上がった時点で自提すれば十分」「節税が必要になるまでは、無理に自提する必要はない」「所得税率が12%を超えた時点で自提を始めればいい」との意見が相次いだ。

強制貯蓄すべき派:自制心がない人には有効な避難策

一方で、自提は「強制貯蓄+投資」として、お金の管理が苦手な人には有効だとする意見も多かった。ネットユーザーは「自提は強制的に貯蓄できる仕組み」「自提しなくても、その分を他の投資に回すことはないだろう」「退職金が劇的に増えるわけではないが、一つのリスクヘッジにはなる」「60~65歳まで0050を定期定額で買えるか、まず自分に問うべき」「浪費癖のある人は自提すべき(私?)。株やETFは売却が簡単すぎる。せめて6%は守って退職金として確保すべき」とコメントした。

また、収入が低い、または育児負担がある人の中には、負担を軽減するために3%4%だけ自提するという選択をしている人もいるという。

労働部の説明:労働者専用の「保証収益」と税制優遇

労働部は、『労働者退職金条例』に基づき、雇用労働者、実際に労働を行う事業主、自営業者などは、月給または業務所得の6%以内で退職金を自を自発的に拠出できると説明している。

自提には以下の3つの主なメリットがある:

- 税制優遇:拠出額は当年の総所得から全額控除される。 - 保証収益:個人口座には、地元銀行の2年定期預金金利以上の保証収益が適用される。 - 基金分配への参加:労退基金の運用益に参加できる。2024年には28.19%の収益率を記録し、「労働者専用のETF」とも称されている。

投資方法は人それぞれであり、特に若年層や低所得者は、自身の所得税率と財政的余裕を踏まえ、この「強制貯蓄型」の退職保障が必要かどうかを慎重に検討すべきである。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:ETF(0050)