2026年の県市長選挙まであと3か月余り。これまで一方的だったとされる高雄市長選挙の最新世論調査が発表され、激しい接戦が明らかになった。調査結果によると、民進党候補で立法委員の頼瑞隆が47.78%の支持を得て、国民党の対抗馬で立法委員の柯志恩(46.14%)を1.64ポイントリードしている。この差は誤差範囲内であり、実質的な接戦状態だ。また、4.24%の有権者は未定、1.84%はどちらも支持しない、または投票しないと回答した。
現職の高雄市長・陳其邁の施政に対する満足度は63.32%(非常に満足45.49%、満足17.83%)と高い水準にある。しかし、クロス分析によると、陳其邁の施政に「満足」と答えた有権者のうち、わずか29.82%しか頼瑞隆を支持していない。一方で、58.23%が柯志恩を支持すると表明しており、現職の高支持率が次期候補に転化していない実態が浮き彫りになった。
この選情について、元立法委員の郭正亮氏は、10日の番組『ニュース大白話』で「頼瑞隆が1ポイント台のリードにとどまっているのは非常に危うい。いつ逆転されてもおかしくない」と指摘。陳其邁の高い満足度にもかかわらず、その人気を引き継げていないことから、頼瑞隆の基盤は弱いと分析した。さらに、全国的な影響を及ぼすような問題(例:毒油事件)が発生すれば、直ちに支持を失う可能性があると警告した。
郭氏は、柯志恩には依然として優位性があると強調。特に、国民党内の大物である立法院長の韓国瑜や、元立法院長の王金平がまだ本格的に動員していない点を挙げ、「藍(国民党)の本気はまだ見せていない」と述べた。一方で、頼瑞隆にはこれ以上のプラス要因が見込めず、選挙戦後半で逆転されるリスクが高いと評価した。
今回の調査は、『鉅聞天下』が委託し、ピアソンデータが実施。調査資金は『鉅聞天下ニュース網』が負担した。対象は高雄市に在住する20歳以上のネットユーザーで、2026年7月27日から8月1日までの6日間で実施。有効回答数は1,608件。信頼水準95%における誤差範囲は±2.40%以内である。
関連報道によれば、柯志恩の勝利が実現すれば、次期総統選挙における頼清徳氏の連任戦略に大きな影響を与える可能性がある。また、医療関係者が指摘するように、高雄の政権交代は民進党全体の戦略に緊張をもたらすだろう。一方で、『鉅聞民調』は、頼瑞隆が陳其邁の「 incumbency bonus 」を享受できていないことを強調。柯志恩は特定の2つの有権者層の支持を得て、接戦を維持していると分析している。さらに、毒油問題のようなスキャンダルが選挙に与える影響についても言及されており、頼清徳氏の最新支持率は44%で横這い。専門家は、2028年の連任可能性について「もはや誰かが辞任する必要はない」との見方を示している。
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- 出典:PR Times
- 分類:調査