漢光42号実兵演習は、縦深防御および持久作戦の段階に入りました。海軍陸戦隊の両棲偵搜大隊は、複数波にわたる沿岸打撃および近岸防御任務を完了した後、指揮命令に基づき留置作戦を実行しました。部隊は戦場内の安全な隠れ家に移動し、補給と休息を取るとともに、部隊覚知運用キット(TAK)および無人機を活用して情勢情報を収集しました。その後、小規模なグループに分かれて作戦区域の守備部隊を支援し、攪乱、伏撃、破壊活動を通じて敵の戦闘能力を低下させました。
防衛省は、両棲偵搜大隊が命令を受けると、即座に戦備港に移動し、高速艇に搭載されていた武器・装備をすべて撤去したと説明しています。さらに、天幕で艇を覆い隠して偽装を行い、敵に資する情報を与えない対策を講じました。その後、隊員は人員の去識別化を実施し、民間車両で物資を輸送しながら周辺地域に分散。安全屋に到着後、先に潜伏していた部隊と合流し、備蓄物資や装備の引継ぎを完了。これにより、潜伏体制と戦備の整備を確立しました。
防衛省によると、安全屋での潜伏期間中、指揮官は部隊覚知運用キット(TAK)を通じて新たな命令を受信。その後、地図、観測鏡、監視用無人機を用いて目標地域の偵察を実施し、リアルタイムで収集した情報を本部に送信しました。得られた情報をもとに、指揮官は任務ブリーフィングと兵棋推演を通じて人員の編成と任務の割り当てを決定。各小隊は迅速に装備を整え、夜間の暗がりを利用して目標地域へと移動し、突撃作戦を開始しました。
到着後、隊員は目標の外周から複数の地点で同時に侵入。交互に掩護しながら敵を先制攻撃し、敵の施設内での捜索および破壊活動を実施しました。これにより、敵の戦闘能力を実質的に低下させ、留置作戦の目的である敵の進軍遅延を達成しました。演習の画像は防衛省が公開したもので、突撃任務後の小隊が交互掩護で撤退する様子を捉えています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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