政経中枢の警備を担う憲兵指揮部は、本日(12日)の漢光42号演習8日目において、大台北地区で空挺降下阻止に関する訓練を実施した。注目すべき点は、首都警備を担う憲兵が、漢光演習で初めて陸戦66旅と松山空港以外の場所で共同訓練を行ったことである。この演習には国防大臣の顧立雄氏、副大臣の徐斯儉氏、そして複数の「米語老師(米軍アドバイザー)」も来場し、軍当局と米側の高い関心がうかがえる。

漢光42号演習は8日目に入り、現在は深層防衛と段階的抵抗の段階に移行している。政経中枢の防衛を担当する憲兵指揮部は、本日、北投地区で空挺降下阻止訓練を実施した。軍当局の想定では、敵が関渡平野から降下し、大台北地区へ向かって進軍するとされ、そのため外郭部の北投一帯で阻止と空挺降下阻止を実施。憲兵は雲豹八輪装甲車2両を動員して火力を制圧し、陸戦66旅は40mm榴弾発射器と20mm機関砲で攻撃を展開した。

国防大臣の顧立雄氏(右)、副大臣の徐斯儉氏(左)が来場して視察した。(張曜麟撮影)

これまで中枢防衛は主に憲兵の任務であったが、陸戦66旅は2024年末に小隊規模の戦闘部隊を編成し、松山空港内に正式に駐留。台北警備区域の防衛任務を担っている。過去の訓練は空港内で他軍種との共同演習が中心であったが、今回の漢光42号演習では、憲兵と陸戦66旅が初めて空港外で防衛任務を共同実施した。

『風伝媒』の現場取材によると、この訓練では憲兵が攻撃用無人機4機を動員し、実弾攻撃を実施。うち2機は無人機から爆弾を投下し、残り2機は爆弾を搭載した無人機が目標に直接衝突する自爆攻撃を行った。これは軍が無人機の運用において、主流の戦術に着実に追いついていることを示している。

憲兵の無人機による爆弾投下攻撃。(張曜麟撮影)

また、『風伝媒』は顧立雄氏、徐斯儉氏、憲兵指揮官の鄭禎祥中将らが現場を視察したほか、数十名の「米語老師」と呼ばれる米軍観察団も来場したと確認した。記者が撮影している際、米側関係者はやや攻撃的な態度で撮影を制止したが、訓練終了後には兵士たちと談笑しており、記者を重大な脅威と見なしていたかのようだった。しかし、顧立雄氏から米側関係者までが来場したことは、この訓練の重要性が軍当局と米側の双方から高く評価されていることを示している。

一方、憲兵指揮部は本日未明、南港地区で中層防衛訓練を実施。敵が金山・基隆地区に上陸後、基北縦谷を通じて台北市へ突入するという想定のもと、HESCO障壁などの阻止施設を用いて要所・橋梁の遮断を実施。無人機による偵察を活用し、120mm迫撃砲、対戦車兵器、防空システムなどの火力を統合。都市部と連携して深層据点群を構築し、侵入する敵軍を阻止・殲滅する能力を検証。各部隊の迅速な対応と共同作戦能力の実効性を確認した。

米軍関係者と国軍の交流の様子。(張曜麟撮影)

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  • 出典:PR Times
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  • 製品・サービス:無人機攻撃システム